沈殿とそれに伴う困惑

12月22日、火曜日。

弟夫婦が来る夢を見た。目が覚めて時計を見ると4時半だった。朝ではなくて、夕方の話である。午後、毎度のことながら煮詰まり、たぶんそれは最初は眠気であり台所のテーブルに突っ伏して2・30分ほどうとうとしてしまったのだが、そこで目が覚めて自分がどうにもこうにもならないところまで煮詰まりきっていることに気づいたのだった。沼の底の泥の奥深くまで沈殿してしまったような気分だった。もうこれ以上底はないようにすら思えた。そこで書斎に行ってソファで毛布を被り、昼寝を決め込んだのである。台所でうとうとしたので眠気は取れていたのだけれど、もはや僕には眠ることしか残されていないような気がした。そして僕は沈殿するように眠り、夢を見た。

今考えてみれば、そこが今日の僕の底だった。そこがもし底でなければ、僕は果てしなく眠り続けたかもしれない。そこから僕はなんとかかんとか浮上らしきものはしたのだけれど、いまだになんだかピンと来ない。何かどこか嘘臭いような、そんな気がするのである。

暗くなるまで昼寝してしまったので何も作る気がおきず、夕飯はまた寿司の出前を取ってしまった。今月二度目の贅沢。またしても寿司屋の牛丼。

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夜になって気分転換のつもりで相場のポジションを取ったら裏目、結局損切りする羽目に。どうにも何をやっても上手く行かないような気がするし、自分が何をするべきなのか皆目見当がつかない。こんな調子で明日は天皇誕生日で休日、ちと呆然とするなり。今夜もまた梅酒をちびちびやって酔っ払うしかないか。

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