2月12日、金曜日。
夜、ふと父の書棚の本に手が伸びた。
なんとなく書斎の父の書棚から小林秀雄全集の第一巻を取り出して冒頭を読んでみる。赤鉛筆で傍線が引いてあり余白には達筆な書き込みがあった。40年以上前に2500円だから、今で言うと7000円ぐらいの本だと思うのだが。しかし旧字体の本はルビも振ってないので読むのに難渋する。
— Sukeza (@anykindoflove) February 12, 2016
父の書棚にある全集は古典が大半で、昔の本なので活字が小さいし旧字体で読むのも難しいので世界文学全集以外はほとんど読むのを諦めていた。
父の筆跡を久しぶりに見た。父の字は達筆だがそれだけに読みにくい。昔父が書いた原稿をパソコンで打ち直して欲しいと頼まれたことがあったのだが、どうしても読めない字(漢字ではなくてひらがなだったと思う)があって中途で断念したことを思い出す。子供のころの記憶でも父は定規を使って線を引いていた。そういう几帳面な性格だった。本を読むと読書カードに感想とかのメモを書いていた。本に書き込んであるのを見たのは初めてだ。当時としては馬鹿高い本であるし、本を大切にしていた父だけにちょっと意外だった。
僕は父のことを忘れたことなど片時もないよ。毎朝仏壇に線香をあげてお祈りというかお願いをしている。
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昨夜は比較的早く寝たので最近にしては今日はそこそこ睡眠が取れた方だ。おまけにモテる夢を見た。しかしながら、やっぱり早朝にトイレに目が覚めた。
そんなわけなので久方ぶりに泌尿器科に行った。午前中の診察時間ぎりぎりに行ったらそれほど待たずに済んだ。予想通り過活動膀胱ということで薬が出た。
今日も素晴らしくいい天気で日中は暖かかった。このまま春になりそうだった。午後、母のところに面会に行く。二階に上がると、今日は精神科の往診ということで母は廊下の椅子に座って順番を待っているところだった。今日の母は気分も悪くないし吐き気もないということで、どうやら大丈夫な様子。それはいいのだが、夕方になって特養から連絡があり、一階で風邪が流行っているということで当分の間面会を全面禁止にするということだった。残念だし辛いが、今日面会に行ってよかったとも言える。
比較的睡眠が取れたせいで午前中はわりとすっきりしていたのだけれど、夕食後はまたもや暴力的な眠気が襲ってくる。もうお約束みたいなものだ。
相場は相変わらずの乱高下だしボラティリティ(変動の度合い)が大き過ぎてなかなか参加できない。単純に難しい。そんなわけだから恐る恐るちびちびとやる程度。まあそれでも日当らしきものは出た。週末だということをすっかり忘れて夜の指標時についポジションを取ってしまい焦るが幸いにして事なきを得る。今の荒れた相場が落ち着かないとなかなか手を出しづらい。
基本的にニュースというものは悪いものがほとんどだが、今日は珍しくいいニュースが届いた。金崎夢生が鹿島に完全移籍することで合意というニュース。先月退団したばかりで復帰というのは意外だったがよかった。ポルトガルの2部でプレーしても仕方がないし、代表のためにもいいだろう。一方で同じ鹿島の柴崎が虫垂炎で手術したというニュース。これで3月に代表に復帰するのがまた難しくなったか。
悪いニュースといえば日記に書くをを忘れていたが、ギターのまっつぁん(松原正樹)は8日に亡くなった。先日の日記にも書いたように分かってはいたことだが残念。
またモテる夢を見たいなあ。