うたかた

４月１０日、日曜日。

１０時に目が覚めて起きようと思ったのだが、もう少し夢の世界にいたいと思った瞬間に１０時半になっていた。この時間に起きると、朝食後のコーヒーを飲んでいるともう昼である。そんなわけだから午前中＝朝食。

相変わらず日中はモティベーションが低いというか、一応あれこれやらなければと思っていることができる気がまったくせず。しょうがないので昼過ぎから今日も業務に行ってみる。少なくとも何も考えなくて済むから。昨日と同じネタで昨日の不ヅキ分を返してもらって即帰宅。ただし、最近まったく交換していないので業務の収支がどうなっているのかさっぱり分からない。五里霧中。

午後は３時前に母のところに面会。今日もむくんだ足をマッサージするが、また疲労困憊の体。どうやら力を入れてマッサージをするとへばるようだ。たかだか１０分かそこらで。情けないことこの上ない。こと体力に関してはいっぱしの老人並みというか後期高齢者並み。

母のところから帰宅後はスカパーのオンデマンドでJリーグの鹿島対広島の試合を見る。山形出身の土居が今季初ゴールで鹿島先制も、ウタカのゴールで追いつかれる。後半からカイオを投入すると一方的な鹿島のペースになり、カイオのアシストから柴崎が見事なヘディングのゴールで勝ち越すと、カイオが２ゴールの大活躍で結果広島相手に鹿島は４－１の快勝だった。今日は金崎がいまひとつ調子が出なかった（後半途中に下げられる）だけに今日の勝ちは大きい。先制点の土居はムラがある選手だが今日はキレがあった。しかしその後２度ほどあった決定機を決められず。それにしてもピーター・ウタカ、清水にいたころにはそんな怖い選手に見えなかったが広島に移籍してから物凄く効いている。特にポストプレーとか。

てなことをしていると日が暮れる。当たり前だ。夕食後もJリーグの柏対FC東京の試合を見る。その後は岡崎先発のレスターの試合、香川先発のドルトムントの試合をネットで追う。岡崎はまたしても途中交代も、レスターはヴァーディの２ゴールで勝ち、本当に優勝が現実的になってきた。香川はシャルケとのルールダービーでまたしてもゴール、試合自体は引き分けに終わったものの相性のよさを見せた。

起きた時間が時間だけにさぞかし一日があっという間だろうと思っていたが、結局のところ、早く起きたとしても休日の日中は似たような煮詰まり方をしたに違いないので、そこまでの印象はない。ただ茫洋とした一日だった。先日計画性がないと書いたけれど、計画自体がまったくないわけではないのだ。一応やろうとしていることはあって、例えば文章を書くとか、相場のチャート分析をするとかその程度なのだが、ただ実行に移せないだけだ。どうにもできる気がしないのだった。こうして一日がまた泡のように過ぎていく。