相も変わらぬ眠気

6月14日、火曜日。

朝、ドアチャイムの音で目が覚めた。時間を見ると、10時12分だった。今は素っ裸の上に浴衣を一枚羽織っただけで寝ているので、どっちにしてもその格好で出るわけにはいかない。とにかく階下に降りてみると特に郵便受けに何かが入っているわけもなく、その後も今日は誰も来なかったので大方なんかの営業か何か、どっちにしても大した用件ではないだろう。

しかし、それにしても毎日起きる時間が出鱈目で規則正しい生活からは程遠い。寝る時間は毎晩そんなに違わないんだけど。ここ数日はとにかく眠くて参る。それになんか妙に疲れている。朝方は腰に来ている感じがした。昼食後の午後、また眠気が襲ってきてソファで毛布を被るものの、一応アラームをセットした。すると、やはりアラームが鳴るまで寝てしまう。なんでこんなに毎日眠くなるのか、寝てばかりいるのか。物凄い運動不足感はあるのでそのせいなのだろうか。しかし、運動不足なだけで人間は眠くなるものなのだろうか。まあしかし田舎の実家に戻ってからというもの、どこに行くのも車なのでもしかするとこれまでの人生で一番歩いていないかもしれない。まあそんなことを言うのなら、LAのビバリーヒルズなんて誰も歩いてないじゃないか、という気がしないでもない。とにかく、今の自分は放っておくとどこまでも寝てしまいそうである。

結局寝ないで済むには出かけるか相場のポジションを保有するしかない。さすがに相場のポジションを持っている間は気が気ではないので寝ない。以前のように日をまたいでポジションを持ち越したりは最近はしないので。今日は一日かけてちまちまとポジションを取っては即利食いというのを繰り返し、なんとか昨日のストップ分程度は取り戻す。ただ気になるのは来週に控えるブレグジット、またちょっとした報道でいきなり急激に動いたりするんじゃないかと気になる。今週はまだともかくとして、来週の国民投票の当日、23日はさすがにポジションを取らない方がいいだろう。

夜はドラマ「重版出来」の最終回を見る。なんていうか、昔はドラマの1クールというと11話だったのが、最近は10話みたいであっけなく終わる感がする。

そんなわけで溝口敦「闇経済の怪物たち グレービジネスでボロ儲けする人々 (光文社新書)」読了。

この手のドキュメンタリーは別冊宝島のノリでどうやったって面白くなる。登場する人物は皆勝ち組であるから当然と言えば当然なんだけど、こういう人たちというのは何をやっても成功しただろうなと思わせるものがある。グレーというのは犯罪すれすれということだけれど、そういうものこそ着想というものが肝になる。ここに登場する人たちはその着想の時点で既に成功していると言ってもやぶさかではない。それに全員に共通するのはその着想を実現する行動力。つまりただ考えるだけじゃなくてそれをきちんと具現化できるかどうか。曲りなりにもビジネスとして。まあ最後の9人目はただのヤクザだったりするのはご愛嬌。溝口敦を読むのはこれが初めてだが、もう少し筆力あると思ってたんだがなあ。

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