千客万来

6月17日、金曜日。

調子悪い。終日頭に鈍痛、眠気と全身に疲労、身体が鉛のように重い。なんでこんなに調子が悪いのか、あまり心当たりがない。強いて言えば昨夜腕立て伏せとスクワットをしたぐらいだが、まさかそんな程度でここまで調子悪くなるとも思えない。多分に心因性のものではないかと思うのだが。

何かの本を探して街を徘徊する夢。夢に出てくる駅はいつも巨大で起伏があり、出口に出るまで物凄く距離がある。ようやく駅の西口に出て通りに出ると、閉店したばかりの銀行があり、その入り口がまるで地下に続く狭いトンネルのようだ。人が擦れ違えないぐらいのその入り口を僕は入っていく。なんで銀行の中に本があると思ったのかは定かではない。夢には整合性なんてものはない。もちろん銀行の中に本はなく、通りに戻って本屋に入り……というところで目が覚めると10時半近かった。

なので、今日は寝ていないわけではない。むしろ寝過ぎたくらいだ。にもかかわらず前述のようにどうにも調子が悪い。タイミング的に相場にも入れず、銀行に行く用事もあるので昼頃業務へと出かけることにする。

ガレージの裏口から入ろうとしてふと庭に目をやると、サンダルが片方落ちている。もしかして先日タヌキに持って行かれた勝手口のサンダルの片方かと思って見に行くと、今度は縁側のサンダルだった。今回は噛まれておらず、場所も置いてあったところから数メートルのところだから気がついたが、それにしてもなんでタヌキはこうまでサンダルに拘るのだろうか。それも最近になって急に。解せない。最近になって突然「サンダル=食べ物」という認識になったのだろうか。ともあれ、サンダルを元の置き石の上に戻して業務に赴く。

ところがこれがまたとんでもなくツイていない。確率の5倍回して結局当たらず。帰りがけに銀行に寄って帰る。

帰宅後はダルくてどうしようもない。おまけに眠い。しょうがないのでアラームをセットして昼寝をすることにした。ところがあんなに眠かったのにまたしても強迫観念に捕らわれてよく眠れず、一時間ほどソファの上でうだうだうとうとするだけで終わる。だから寝た気がしないし頭もすっきりしない。

なんか調子悪いなあと思いながら夕方母のところに行く。母の部屋の床にチョコの包み紙が落ちていたのであれ、と思ったら、今日は母の友人3人組(全員同い年の元教師)が訪ねてきたらしい。母にそれは手帳に書いておいた方がいいと言うと、母は手帳に「千客万来」と書いた。がしかし、「客」の字を間違えて下に書き直した。

今日の日記のタイトルはそこだけが千客万来であって、実際のところ、もちろんうちには誰一人訪ねてこなかった。

夜は頭痛がますます酷くなって参る。頭痛薬のアドヴィルを飲んだがなかなか効いてこない。身体はますます水を含んだ雑巾のように重くなり、椅子に座っているだけで足や尻が疲れるという末期的症状。どうにも今日は救いようがない。迎え酒的に風呂に入る前にスクワットをしてみたが、今のところ効果はなさそうだ。

とにかく調子が悪過ぎる。今日のところはギブアップ。

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