12月6日、火曜日。
実際のところ、午前中の記憶ははなはだ怪しい。朝方の自分のツイートを見て思い出す。あ、それ今日だったんだ、という感じで。
というわけで自分が呟いたところによると、激しい雨の音で5時台に目が覚め、次に8時ちょうどに目が覚めたのだけれど、何故かまだ早いと思って三度寝してしまい、結果9時半起床。相変わらず夢を見る。夢の中の自分はいつも年齢不詳だ。今日の夢の僕は彼女と映画を見ていた。しかしその彼女には名前も顔もない。いろんな人のディテイルが寄り集まって輪郭のないぼんやりとした印象になったという感じだ。
午後、今日も眠気に屈してしまう。なんでこう毎日昼寝しているのかと考えるに、これは一種の逃避行動ではないかと思った。要するに現実逃避である。今日は朝食後に指値を置いて昼前から業務に行ったのだが、それもまた逃避行動だと思われる。相場のチャートをずっと見ていることがちょっとしんどくなったのだ。
今日は雨から雪になるという予報だったが、確かに雪はちらついたのだけれど、よく見ないと気づかない程度だった。それよりも風が冷たくて、外は気温よりも体感的にやたらと寒かった。
結局相場のポジションを取り始めたのは夕方近くになってからで、それも夕食前に母のところに行く前に決済してしまったのでほとんど申し訳程度のプラスだった。母のところから帰宅後、アジを焼いて夕飯。夕食後からまた相場のポジションを持ったのだが、これはストップを食らってしまった。だがこれはそれほどショックというわけでもなく、その後ポジションを取り直して多少挽回して一日トータルでのマイナスは免れた。
スクエア(ポジションを持っていない状態)にしてからリアルタイムで見れなかったのでTVerでドラマ「逃げ恥」を見たのだが、いい大人というよりはもはや初老の男であるにもかかわらずいちいちドキドキしてしまう。やれやれ。ということは、この歳になってもまだどきどきするのだなということで、それはそれでよろしいのではないかと。人間は一体何歳までどきどきするのだろう。それはもしかしたら、何歳まで性欲があるのだろうという問いに似ているのかもしれないが、どきどきすることを緊張状態と定義するのであるなら理屈上は何歳になってもどきどきするはずだ。いや、そういうことじゃないな。
今日は三日月。今夜もまた、煙草の本数を数える。