さくら、桜

4月21日、金曜日。

という感じで珍しく一発で起きたのだが、どうにも眠気が取れない。昨日夜30分ばかり昼寝したら眠気がすっきり取れたので、午前中相場に参加する気にもなれなかったのでベッドに入って1時間ちょっと昼寝。しかし思ったほどすっきりしない。もっと短い昼寝の方が効果的ということなのか。

向かいの寺の桜がほぼ満開、天気もいいのでやっぱり母を一時外出させて桜を見せたいと思った。前もって特養に連絡して外出しても大丈夫なことを確認して、1時半過ぎに迎えに行く。母の左足はパンパンに浮腫んでいるので靴がしっかりと履けない。なんとかかんとか履かせる。で、一番桜の本数が多いと思われる町内で一番大きな公園に連れていく。(冒頭の写真)

ちょうど知的障害のある団体が花見に来ていた。ベンチに母と座っていると、その中の一人が絡んで(もちろん本人にはそのつもりはない)きたのでちょっと怖かった。母と桜を見ている間は写真のように曇っていたが、いつの間にかぽかぽかと暖かく、上着を着ないでも済むぐらいだった。その後母を自宅に連れてきて杏仁豆腐を食べさせたりお茶を飲ませたりして、3時前には送り届ける。

それまで相場はなんか手が出ないというか手を出す気になれない感じだったので放置していたのだが、母を送って戻るとちょうど東京の引けた3時ごろ、なんとなくちょびちょびとトレードを開始。結果的にはこれが余計だった。どうしていつもいつも同じことをやってしまうのかと思うのだけれど、例によってロンドン早朝からポジションを持ち続けて買い下がり、引っ込みがつかなくなるという展開に。夜までずうっと含み損を抱える。途中逃げるタイミングは何度かあったのだが、なんていうか、逃げるためにやってるわけじゃないみたいな気持ちが湧き出て逃げ損ねる。都合4回ぐらいそういうタイミングはあり、どういうわけか一瞬だけ同値(コスト)になってすぐに下がるというまるで人のポジションを見ているんじゃないかと思うような動き。いつまで経っても損切り出来ずにとうとうニューヨークのオープンになり夜の指標まで引っ張る羽目になった。実際のところは大した幅を動いているわけじゃなかったんだが、途中で何度もポジションを追加したのでポジション量が大きくなりそれで気が気じゃない。どこにストップを置くか、そればかりを考える。夜の最初の指標は悪くてこれまでかと思ったが、23時のより重要な(はず)の指標が運よくよかったのだがよくあることに指標の結果がよかったのに長期金利が下がってドル円はだだっと下がる。もはやこれまでかと何度も思いながらストップを微調整して何とかすれすれで持ち直しては上がり切らず。そんなことをしているうちに身体が冷えてきた。室温自体はそんなに寒いわけじゃないのに、(たぶん冷え性で)寒くてどうしようもなくなり、ええいままよと風呂に入った。で、風呂から上がってどうなったか相場のチャートを見て唖然。なんということか、ちょうど風呂に入っている間にプラ転して風呂から上がったタイミングでまた下がっていた。呆然。ホントにちょううううど風呂に入っている間だけ逃げられたというかちょびっとプラスになっていたのだった。真面目な話、相場の神様は僕を見ていてからかっているんじゃないかと思う。ついてないと言えばそれまでだが、その後はずるずると下がる一方、こういうのが一番悔しい。それでロンドンフィクス(0時)後に一瞬上がりかけて希望を持った途端にだだ下がり、ついにストップを食らう。なんていうか、神様に思うがままに散々いたぶられた気分。前述のように後で見返すと大した幅を動いているわけじゃなく、ポジション量が多過ぎたのと逃げ足が遅過ぎた。

そんなわけで今日は親孝行をしたつもりなんだが、どうやら神様はそういうところはまったく評価しなかったようだ。玄関先で母を抱え上げたら腰に来るし。腰痛い。

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