罪と罰

7月30日、日曜日。

今日の日記のタイトルは「つみとばつ」ではなくて「つみとばち」である。詰まるところ、何かとバチが当たった感が強い一日だった。

簡単にいうと業務(19日連続中)でボロ負けした。どうもここんところ勝ちっ放しで少々図に乗っていたのかもしれず、内心そろそろ来るかなーとは思っていたのだが。例によってまたしても同じネタ(我ながらよく飽きない)だったのだが、いきなり40回転ぐらいで当たったときには、ああまた今日もツイてる(嘆息)、などと思ったのだがカス、その後の当たらないこと。3時間ぐらい経過してようやっと当たったと思ったらカス。まあこの時点でああバチが当たってるなと。あまり具体的には書けないのだがその後これ外したら駄目だろうというのを2回外して観念して帰宅。なんていうか、敗北感が半端なかった。で、思うに周りの常連の連中はいつもこんな感じで帰るのだろうなと。

昨夜いつもより1時間ばかり早く寝たお蔭で、起きた時間は9時45分だったけれど7時間半ぐらいは寝ているのだが、昔から業務というのは何故か疲れる。妙に疲れる。多分に精神的な要素なんだろうと思うけど。それで帰宅後昼寝。4時過ぎから寝て目が覚めたのが6時近かったから1時間半ぐらい寝たのだろう。昼寝から覚めて煙草を一本吸うともう6時を過ぎていた。6時半過ぎに母のところに面会に行き、帰りがけにスーパーに寄って買い物をして、帰宅後に夕食。鯖缶。その後Jリーグ少々。ギター少々。ドラマ「ハロー張りネズミ」3話で呆れ果てる。

という具合に、なんだか何もしないうちに一日が終わってしまった。ただの敗北感のみが残った。庭先の草取りすら出来なかった。で、入浴前に体重を計るとどういうわけか昨日より500gも増えていた。唖然。精神的ダイエットの終焉。しょうがないから明日から腹筋とかやることにしよう。

なんでこういう一日になったのかというと、やはり朝というか午前中、特に休日の午前中があまりにも苦手なせいだと思われる。夜であれば前述のように特に何をするでもなく、ネットを見ながらちょびちょびとギターを弾いたりしているうちに時間が過ぎたりするのだが、どうも午前中というのは勝手が違って、何かをする気にどうしてもなれないのだった。レコード会社時代の上司は午前中に映画館で映画を見ると言っていたが、僕には到底そんなことは出来ない。想像すらつかない。本を読む気にもなれない。まあ以前からそういう朝が苦手な傾向にはあったが、ここ最近それなりに自堕落なサイクルが確立されるにつれて一層それが極端になっているような気がする。なんていうか、夜だったら許されることが、午前中だと許されないような気がする。文字通り「気がする」のである。強いて言えば、例えば午前中からセックスする人はあまり多くないと思う。そんなようなもの(←どういうものだ?)である。昼夜逆転というよりも吸血鬼化が進んでいるような感じ。別に日光が苦手とかそういうんじゃないけど。気がつくと物凄く午前中が似合わない人間になっているような気がする。

で、そういう午前中苦手感というのもどうもある種の罪悪感のような気がしてならない。いわゆる原罪とかそういう曖昧なものではなくてもっと具体的な罪を犯している感。例えば今日のような一日ほぼ何もしないで終わることの罪。言い換えればほとんど何もしないで年を取る罪。つまりたとえ一日であっても一日分年を取っているのである。まあたぶんそういった何もかにもがオブセッション、強迫観念なのだと思う。自分を許せないのは自分自身だ。それが結局は意識の堂々巡りになる。これじゃあうつ病になるわけだ。今のところ、そういった強迫観念から解放される鍵となるのはサッカーぐらいかな。気がつくとそうなってた。極端な話、夜台所でギターを弾いていると、果たして俺はこんなことをしていていいのだろうか、という疑念が湧いてくるのである。

いや、自分でも書いていて病的だと思うよ。

それはともかく、今日は浦和のペトロヴィッチ監督が解任された。昨日の試合で後半開始と同時に三枚の交代枠を全部使ったことが結果致命傷に。彼もツキがなかった。

ただひとつだけ付け加えておくならば、今僕らがこうして生きているのはそれだけでツイている、とも言えるということ。

だんだん何書いているんだか分からなくなってきたのでこの辺で。

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