10月11日、水曜日。
一応負けたわけではない。しかしこの、物凄い敗北感は。それは心のどこかに昨日の日本代表の試合(これまた負けたわけではない)がうっすらと影を落としているようだ。つまりなんらかのネガティブな気持ちを引き摺っている。結局のところ、メンタルの弱さっていうのはこういうところが顕現する、つまり表出するんじゃないかと。
いずれにせよ一応(やっぱり一応なのだった)努力はした。朝9時33分に起床して、午前中から相場のポジションを取った。それもドル円とユーロドルの両方のポジションを目一杯取った。これはこれで最近にしては画期的なことだ。だが結局は中途半端なメンタル、たぶんそれは落としどころをイメージしていないからだと思う。昼過ぎにまずドル円を中途半端なところで利食い、ユーロドルも先に一部損切りしていたので決済すると結局トータルプラマイゼロになった。うむむむむ。あれだけ目一杯ポジションを持ってプラマイゼロ。恐るべし。自分でも何やってんだろうなーという気持ちはもちろんある。端的に言って根性がない。というか、スキャルなのかデイトレなのか、その辺からして曖昧だからこうなる。
例によって午後昼寝。それから気を取り直してユーロドルの押し目買いに絞って再びポジションを取り直す。だがやっぱり腰砕けで決済。損益変わらず。これではいかんと思って夕方から再びポジションを取り直すものの、ロンドン時間によくあるパターンでずるずると買い下がってしまった。なんでこんな深い押し目になるの?という疑念の方が先に立ち、どどっと指値がさらに2つ追加で成立してもまだ下がるとびびってただ見入ってしまって底でポジションを取ることが出来ない。そうこうしているうちに7時近くなり、とにかく母のところに行かなければと逆指値を調整して出かける。これはストップついちゃうかなーと。
で、母のところから8時過ぎに帰宅するとまだポジションは生き残っていた。というか、ぎりぎりコスト(建値)に戻るところだった。帰宅してまず台所で煙草を一服していると、ちょうどコスト近辺でうろうろしている。うむむむ、と思って微益が出たと思われるタイミングで決済するとすべって微損。もしかしたらストップがつくかもと思っていたくらいなのでこれはこれでま、いいかと思いながら夕飯。しかし食べ終わるころには決済したところから10ピップス以上上がっている。で、案の定というかやっぱりというか、23時の時点で決済したポイントから35ピップスも上がってた。5つポジションを持っていたわけだから、35かける5……うわーん、もういやーっ! 収支的にはその後無理やりちょびっとトレードして一応微益にはしたものの、取り逃がした魚があまりにも大きかった。お蔭ですっかり大敗した気分に。なんで含み損を抱えているときばかり粘って、プラ転してから粘れないのだろう? たぶん人間の生来の性質とストレスからいって自然にそうなるのだろうけれど、これを克服できないといつまで経っても損大利小になってしまう。しかし、昔は出来ていたのに何故最近は出来ないのか。考えてみれば昔の方がずっと無謀だった。以前も書いたように、勇気というのはある意味無謀なことだ。無謀にならないとリスクを負うことが出来ない。リスクを負わなければリワードはない。
ま、明日頑張ろう……ということに。