エル・クラシコ、ヒストリー・オブ・バイオレンス

12月24日、土曜日。

ほぼ年末の土曜日、それもクリスマスイブの前日などというのは最悪だ。まったくもって何をしたらいいのか分からない。幸いなのは家に篭っていればクソみたいなクリスマスソングを聴かずに済むことだが、夜母のところの帰りにスーパーに寄ると、ローストチキンが並んでいたり無駄にクリスマス色があった。まあ恐らく、クリスマスイブの方がもっと最悪なのだろうけど。ちなみに賞味期限の関係で明日の夕飯は納豆と決まっている。冷凍庫に鳥のから揚げがあることはあるが、一体全体なんでクリスマスに鳥を食べなければならないのか? そもそも毎朝仏壇を拝んでいる人間にクリスマスが何の意味があるのか。

それはともかく。

という具合にただでさえ何をしたらいいのか分からない土曜日に脇腹が痛いなんて最悪だと思っていたのだが、いつものように仏壇にお願いすると不思議なことに腹痛は治まった。ともあれ、これは早めに医療保険に入っていた方がよさそうだと思う。つまり病気になってからでは遅いというか入れない。

することが思いつかないので業務に行ってみるが、どうも格好がつかない。勝ち逃げは出来たものの、昔からの習慣でどうしても持ち玉で打たなければという強迫観念みたいなものがある。で、結局勝ち分を打ち込んで終わり。というか、少なくとも今日のところは打てるクオリティになかった。正直、持ち玉もへったくれもなかった。

帰宅後天皇杯の準決勝を見始めるが、眠くなってしまい夕方になって昼寝。母のところから帰宅後夕食。それからエル・クラシコ、つまりレアル・マドリード対バルセロナの試合をDAZNで見た。これはある意味W杯の決勝よりも恐らくレベルの高い試合。前半はレアルが優勢に試合を進め、マンツーマンのディフェンスが効を奏してバルサになかなか決定機を与えない展開。それが後半になってバルサが見事な崩しから先制すると、試合は一変してバルセロナの一方的な展開になってしまった。よく「鹿島る」というが、リードしてからのバルサのボール回しは凄いとしか言いようがないレベル。いいようにボールを回されてレアルは手も足も出ない状態に。結局、0-3というスコアでバルサが勝った。終わってみるとバルセロナの強さだけが際立つ。

その後、夜も更けてから昨夜から見始めたデヴィッド・クローネンバーグ監督「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を最後まで見た。

という具合に、暴力シーン以外は実に凡庸な演出で無駄なシーンばかりが目立った。これがアメリカの評論家から絶賛されたというのだからよく分からない。平和な夫婦の生活を見せるのになんで延々とセックスシーンを撮るのか、その辺のアメリカ人の感覚がよく分からない。

さて、明日はとうとうクリスマスイブだが、今日よりもっと何をしたらいいのか分からなくなってしまった。今日の経験から業務へのモチベーションも皆無になり行くだけ無駄な気がする。はてさて。

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