ドライアイ、貞子

相変わらずひたすら髪は抜け続け、部屋を掃いても掃いても切りがなく、シャワーを浴びたあとは排水口から貞子が出てきそうに見えて何やら怖い。もうスキン・ヘッドに近づいているので、中途半端に留まっているくらいなら早くスキン・ヘッドになった方がむしろすっきりするのだが。もういい加減抜け落ちた髪を見るのもうんざりだ。

朝起きたらやっぱり吐き気が少々、いつもの吐き気止めとカプセルを飲むと一旦治まるのだが、2・3時間するとまた吐き気がやってきてまた吐き気止めを飲む、っていいうのの繰り返しだが、昨夜はなかなか寝付けないでいるうちに脱水症状を起こしてホントに吐きそうになり、トイレにうずくまって吐くのを覚悟したのだが、そのうち汗がひいてきてなんとか吐かずに済んだ、という状態だったので今日はまだマシというもの。午後は久々にJリーグの試合(鹿島×G大阪、5-0)を見る。結果だけ見ると大味な試合のようだが、内容はそうでもない。こういうスコアになるのはそれなりのファクターがあり、試合を決定づける3点目以降はおまけのようなもの。鹿島のプレー・スピードと精度がG大阪を上回っていた。それはともかく、以前から兆候はあったのだが、ドライアイの症状が夕方ごろから酷くなり、目を開けていられなくなり閉口、ドライアイ用の目薬をひたすら点眼する。抗がん剤2回目の今回は何かと副作用に伴う体調不良に悩まされている。夜はしゃっくりが止まらなくなり焦る。インストの曲のリズム・アレンジを考えるのが面倒になり、試しに基本のドラム・パターンを3つぐらい打ち込んでみるが全部打ち込むほどの根気がなく、というかそもそもまだリズム・アレンジが出来ていないので当たり前なのだが、ひとまずドラムを流してキーボードを弾いてみると希望のテンポでは速くて弾けず、自分が書いた曲なのに弾けないというのは情けない。が、なんとなく構成のアイディアは出てくる。しかしホントに弾けなかったらどうしよう。テンポ少し落とすかな。西村賢太「苦役列車」の表題作を読み終わるが、どうも私小説という性格上どうしても露悪趣味になるのは避けられず、読んでて鬱屈してくる。これがもっと主人公が諦観に達すればいいのだが、まだ10代の主人公ではそれを望むのも無理、徹底してダメな人間になってしまうので参る。

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