哀しき獣

1月11日、金曜日。

ついこの先日まで4時半になると真っ暗になっていたのに、ふと気がつくと母のところから帰ろうとした5時過ぎの時点でまだ日が落ちていなかった。いつの間にか日が長くなっている。

9時15分、県立中央病院からの電話で起こされる。来週の火曜日、母の今後の予定について相談したいから来て欲しいということ。母本人は来なくていいということだった。いずれにしても母の診察券は必要なので、のちほど相談して特養の職員と一緒に行くことにした。

日中はちまちまと相場のトレード。その合間にあれこれ調べてパソコンが修理から戻ってから起動できなくなっていたDAWソフトのCubaseをようやく立ち上げることができた。一方でメールクライアントのThunderbirdがメールを受信できない件は、レンタルサーバに問い合わせてみたもののいまだ改善されず。何故読み込めないのか一向に分からない。

夜、アマゾンのプライムビデオでナ・ホンジン監督の「哀しき獣」を見た。

これでナ・ホンジン監督の長編映画は3作すべて見たことになるのだが、すべて圧巻の出来。そして、ウディ・アレン同様脚本もすべて監督が書いている。今もっともお気に入りで次作が楽しみな監督。もし自分の小説が映画化されるとしたら、一番撮って欲しいと思うのはナ・ホンジン監督。非情さと微妙なセンチメンタリズムとのバランスがとにかく素晴らしい。音楽の使い方、緊張感の持続の仕方、結末の落とし込み方、すべてが文句なし。北野武よりも全然上だと思う。エンターテインメントという意味でも。

今日はどういうわけか金曜日とか週末であるという感じがまったくしなかった。明日から世の中が三連休というのもまったくピンと来ない。

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決壊

1月10日、木曜日。

10時48分起床。気がつくと今週はここまで全部10時台に起きている。いいことなのか悪いことなのかいまひとつ分からないけれども、恐らく最悪ではない。

昨日の日記に書くのを忘れていたが、昨日腕時計のベルトが切れた。それで以前使っていた中国製の安物(やたらと進む)を仮で着用中。この時計もベルトを止める奴(なんて言えばいいんだ?)が切れてしまっているので、ネギとかを束ねている小さい輪ゴムで代用。

今日は朝の雪かきもしないで済んだ。そもそも日中雪が降らなかったし夕方には雪じゃなくて雨。本日は終日相場のトレードも、昨日大きなレンジブレイクのチャンスを逃してしまったのが悔しくて、いつもよりストップを広く取ってスキャルではなく中長期的なポジションを取ったつもりでいたのだけれど、やはり慣れないことをすると上手くいかない。途中まではなんとか利が乗っていたのだけれど、欧州時間から反転してまずドル円を夕方損切り、ユーロドルも結局夜の指標で裏目ったので損切りと完敗に終わった。最後の方、指標の時間寸前に建値で逃げられる瞬間はあったのだが、何故かその時間にメールの返事を書いていて見逃すという間の悪さ。最近は長いスパンでポジションを持つことをしていないので、長く持っていると含み損に耐えられなくてストレスが凄い。それで今日は煙草の本数だけがやたらと増えてしまい、おまけによろしくないことに途中でアメスピが切れてラークマイルドを吸ったのだが、アメスピよりも吸う時間が短いので余計に本数が増えてしまった。これを書いている現時点で既に26本、このままいつもと同じぐらいの時間まで起きていたら間違いなく30本を超えてしまう。まあいつかは超えてしまうのかもしれないし、アメスピは葉の量が25%多いので、ラークマイルドに換算するととっくの昔に30本以上吸っていることにはなるのだが。確かにもう喉がかなりいがらっぽいし、ここはひとつなんとかあと2本で耐え忍ぶかそれともとっとと早く寝てしまうかだが、どちらもなかなか難しいような気もするけれども考えてみると終日チャートを睨んでいたためほとほと疲れ果てており、もうなんとなく眠いような気がする。

さて、一体どうしたら?

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再会

1月9日、水曜日。

9時前に一度目が覚めるも気がつくと二度寝していて10時27分起床。起きてみると外の景色は一変していた。世界は雪に埋もれていた。

除雪車が大量の雪塊を置いていった。結局最初の雪かきは開始22分で体力が尽きてギブアップ。車庫前は途中だがなんとか車が出入りできる程度に。やり残したので午後に二度目の雪かきをする羽目に。だが二回目の雪かきは所要時間5分で済んだ。それでも疲労困憊。

午後、思いの外早く修理に出していたデスクトップPCが届いた。そんなわけで今日は終日PCのセットアップ。プログラムのインストールと設定に一日を費やす。ところが、メールクライアントだけがどうしても上手くいかない。というかメールを全然読み込まない。ああでもないこうでもないと深夜まで格闘するも、これを書いている現時点でも何故受信しないのか分からないまま。まあノートPCの方で受信はできてはいるんだが。DAWソフトのCubaseが認証できなくて立ち上げられないなど、まだいろいろ問題は残るものの久しぶりに再会したデスクトップはやはり動作が速くて快適。

アジアカップ初戦、日本 3-2 トルクメニスタン。前半先制されて0-1のまま折り返したのには唖然。とにかくお粗末な試合だった。後半に3点取って逆転したと思ったらミスからPKを与えて1点差に詰め寄られる始末。グダグダな試合だった。全体を通してとにかくミスが多過ぎた。現時点での恐らくベストメンバーでこれなのだから先が思いやられる。

それはともかくとして、昨夜気づいたのだがこの日記のアップした時刻が表示されなくなっている。昨夜Wordpressのスタイルシートとか主だったファイルをざっと見たのだが原因が分からず。以前も同じ症状が出てそのときは直せたのだが、どのファイルのどの部分を直したのかもう忘れてしまった。一応PCの場合ならカーソルを日付のところに持っていけば時刻は表示されるのだが……。もしかするとWordpressのテーマをアップデートすると時刻表示は戻るかもしれないが、その分フォントやら色やらを再設定しなければならずそれもめんどくさい。

気づくともう深夜2時を過ぎている。以下次号。

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裂ける世界

1月8日、火曜日。

10時26分起床。雪かき5分。あと1分やったらカラータイマー点滅というところだったが、5日間連続の雪の予報でこの程度の雪かきで済んでいるのはありがたいというべき。ちなみにさっきトイレの窓の外を見たところ、明日の朝も雪かきのようだ。

日中は相場のトレードも、今日は相場の方向性が定まらずヒマな一日になりそうと思っていた。一応それなりにトレードはしたものの微益→微損→微益と、結果的には一日何もやらないのとさして変わりがなかった。午後眠気を覚えて昼寝を試みるも失敗に終わる。

それはともかく。

今日も4時過ぎに母のところに行き、また名前や生年月日を書かせてみたのだけれど、母の部屋で椅子に座った途端にびりりと音がしてなんとカーゴパンツの股が破れた。唖然。なにしろこれは先月2本買ったうちの片方で昨日から穿き始めたものなのだ。ああこれは針仕事だと思ったものの、帰宅して脱いでみると尻のところまで裂けていて修復不可能だった。道楽をしてベルトをしていなかった自分も悪いが、いくら安物とはいえたった二日で破れるとは。

で、それと一体何の関係があるのか分からないが、夕食後の夜、ふと気がつくと腕時計のベルトが半分切れているのに気づいた。電化製品が連鎖反応的に壊れるというのはあるけれど、これは一体何事が起こっているのか?

とここまで書いたところでノートパソコンがフリーズ、いつまで経っても直らないので強制的に電源を切り再起動したところ。なんで今日は何から何まで壊れるんだ?

以下次号。

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機龍警察

1月7日、月曜日。

月村了衛「機龍警察〔完全版〕」読了。

上記の先日のツイートというのは次のもの。

簡単に言うとがっかりした。月村の作品の中ではこの「機龍警察」シリーズだけが突出して絶賛されているのでどんなものかと思ったが、やっぱり同じ作者の作品だった。当たり前だが。月村の小説は全部同じで超人的なヒーローが悪に立ち向かうという、いかにも否応なく期待値が高くなってしまうものだが、それだけに面白くしようと思えばいくらでも面白くできるはず。ところが前述のように必ず途中でダレるし、超人的なはずのヒーローのわりにはカタルシスがない。3作読んで素直に評価すると、単純にこの人は小説を書くのがあまり上手くないんだと思う。少なくともストーリーテラーとはとても呼べない。そんなわけで、正直もう他の作品も読む気が失せた。申し訳ないけれども。

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昨日の夕方の降り方からして、今日は当然のように雪かきだろうなと思っていた。何しろ、夜の9時過ぎに裏の人がうちの隣の私道の雪かきをしていたくらいだから。例によって何事かの夢を見て10時過ぎに起床。朝食後に玄関の外を見ると思っていたよりも全然積もっていない。なので、雪かきも玄関前の3分で終了。車庫前はやる必要なし。

日中は相場のトレード。煙草のペースがやばい。これは今日こそ30本に到達するかなと途中で覚悟した。(と、ここまで書いてまた煙草を一服する。)(ちょうど0時の指標のタイミングでトレードして今利確したところ。)

4時ごろに母のところに行く。今日の母はホールのテーブル席に車椅子でいた。こういう場合、いつもは部屋に連れて行ってベッドに寝かせるのだけれど、ここ数日母はずっとベッドに寝たきりでいた様子だったので、今日は部屋には連れていったものの車椅子のままで字を書く練習を。ひとまずは自分の名前を書くところから始めて、昨日ひらがなを忘れたと言っていたのが気になってひらがなでも名前を書かせてみたらほぼちゃんと書けた。次いで生年月日も書かせてみたのだけれど、これはちょっと苦労した。今日は髪をちょっと切った様子だったので、そのことを手帳に書かせようとした。「髪」という字はさすがに難しいかなと思って、「かみをきった」と全部ひらがなで書くように言ったのだけれども、今日もやはり最初の「か」の字が書けない。ついさっき「たかやま」とひらがなで書いたばかりなのに。不思議だ。いずれにしても、どうやらボールペンで手帳に書くこと自体に途方に暮れる様子。こんなことをしているとあっという間に1時間が過ぎる。帰り、駐車場の車のフロントガラスががんがんに凍っていて、煙草を一服しながら暖機運転をして氷が融けるのを待つ。

夕食後の夜はまたしてもYouTubeで「ワタシが日本に住む理由」を見た。で、今日も泣いてしまった。まず岡山でブドウ畑を始めたトルコ人に最初の友人ができたところで涙ぐみ、新潟の農村に住むアメリカ人の奥さんの子供たちのあまりのかわいさにまた涙ぐんでしまう。要するに僕という人間は感傷的というよりもただ単に人一倍涙もろいというだけなのかもしれない。いかにもお涙頂戴の演出に簡単に乗ってしまう自分がいて。つまりは感傷的なんじゃなくて、感情的な人間なのではないか。

感情生活。それはさほど恥ずべきことでもあるまい。ただ、いかにも一人暮らしが向いているのかもしれない、とは思う。

おっと忘れるところだった。今日は西大伍が鹿島から神戸に移籍というニュースにショックを受ける……。

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アルジャーノンに花束を

1月6日、日曜日。

改めて、自分はハードボイルドに生きることはできないと今日気づいた。それどころか僕は人一倍感傷的な人間なのだった。ラヴェルのパヴァーヌのように、一見単調なようでいてどこか感傷的な人生。どのみち僕は感傷的な人生を感傷的に歩んでいる。

9時23分にアマゾンから本が届いて起きたものの、二度寝して10時48分起床。すると寝くじっていてまさしく首が回らない状態だった。外は予想に反して晴れていた。日中は今朝届いた相場の本をひたすら読んだ。ひとつには最近長時間読書をしていないということ、もうひとつはツイッターとかで短い文章に慣れてしまったことで、読み続けるのは一苦労だった。なので休み休み。それでも半日かけて夕方には読み終わった。読むのに挫けそうになっていた途中、業務を続けるべきなのかどうなのか行ってみるというアイディアが頭に浮かんだ。やってみてダメなら引退、みたいな。しかしその気持ちも宙ぶらりんなまま日は傾いて、日が暮れるころにはいつの間にか外は雪が本降りになっていた。

6時半ごろに母のところに行くと、母がKちゃん(町内のいとこ)が奥さんのMさんと一緒に来たというので、それは手帳に書いておくべきだとベッドの上半身を起こして手帳を渡して書かせた。すると母は和俊の和という字は書いたものの俊という字が書けずに手が止まってしまった。僕がにんべんをまず書いてと言ってもピンと来ないようだった。何度も失敗して先に進まないので、僕が昨日の欄に「俊」と例を書いてこれと同じように書いてと言ったのだが、それでも母はなかなか書けず、まず字がよく見えないのだという。それで眼鏡をかけさせたのだが、同じだという。なんとかかんとか、妙に歪んだ「俊」という字らしきものを書く。これでは奥さんの名前を漢字で書くのは無理だろうなと思って、ひらがなでもいいからと僕が言うと、不思議なことに時間はかかったものの真由美という名前を漢字で書いた。名前に続いていつものように「きてくれた」とひらがなで書くように言ったのだが、「き」という字すら書けなくて完全に手が止まってしまった。そして、驚いたことに母はひらがなを忘れてしまったと言う。

しょうがないので手帳はそれでしまって、僕はなんだかすっかり哀しい気分になりそうだったが、ほとんどひらがなで書いてあるピノキオの絵本を開いて母と一緒に読んだ。それまで、なんでこんな絵本がここにあるのだろうと不思議に思っていた。たどたどしいスピードで母は5ページぐらい音読した。僕はいたたまれなくなって、今日はこの辺にして続きは明日読もうと言った。いつのころからか、母は何を訊ねても「わがんね(分からない)」と言うようになった。そして、いろんなことをほとんど忘れたのだという。毎日来ているのに、僕は何故そんなことに今日まで気づかなかったのだろう。僕のことを忘れないでくれと母に言ったのは、もしかしたら母はそう遠くない未来に僕のことすら忘れてしまうのではないかと思ったから。ダニエル・キイスが書いたアルジャーノンみたいに。

帰るとき、僕は少し泣いた。母がそれに気づいたかどうかは分からない。年が明けて初めて流す涙だった。駐車場で暖機運転をしながら煙草を吸った。亡くなった父のことを考えた。僕は毎朝仏壇の父に母のことをお願いしているのだ。父はその生涯を通して、どんなときも、いついかなるときも必ず僕を助けてくれた。父が僕を助けてくれなかったことなどただの一度もないのだ。母がどうか僕のことを忘れないように、そのことだけを願った。

そのまま降りしきる雪の中を業務の店まで行った。夜行くのはたぶん初めてだ。一応儀礼的に今まで打った台の釘を確認すると、予想通り好転はしていなかった。いずれにせよ、僕は車のエンジンをかけっ放しだった。もう僕は業務から身を引くつもりだった。カウンターに行って貯玉を全部交換した。1万9千円とちょっとだった。帰り道にコンビニに寄って、それを口座に入金した。長いこと、本当に長いこと業務でじたばたした。紆余曲折があるロング・アンド・ワインディング・ロードだった。だがそれももうさよならだ。Say goodbye to Hollywood.

雪はまだ止まない。

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カンバセイション・ピース

1月5日、土曜日。

もうとっくにお気づきだと思うが、最近の日記のタイトルは本(小説)の題名を使っている。今日は買い物以外ほとんど何もやっていないから、久方ぶりに保坂和志を思い出した。彼の書く小説はほぼ何も起こらない。延々と日常が続いているだけ。何も起こらない長編小説を書くというのもある種の才能だと思うけれど、何も起こらない一日を過ごすのはさして難しくない。

何しろほとんど何もしていないわけだから、今日のところは朝目が覚めたところがピークだった。

という具合に、現実の自分にはもっとも縁遠いリア充の夢を見た。翻って現実の自分はというと、まるで蝉の抜け殻のような日々。

今日から水曜日まで5日続けて雪の予報だから、雪が酷くなる前に買い物を済ませようというのが今日の予定。日中の雪はちらつく程度だった。車で隣町の業務スーパーに行ってドレッシングやジャムを買い溜めする。ついでに隣接する衣料品店でセーターでも買おうかと中を覗いて、気がつくと靴下を買っていた。

帰宅後、高校サッカーの準々決勝をちょっと見てから母のところに行って、昨日印刷した年賀状に母に名前を書いてもらう。今日の母は氷枕をしていて何事かと思って母に訊いても分からないという答えしか返ってこず、職員に訊ねると頭痛を訴えたのだという。僕が到着したころにはそんなわけでもう頭痛は治まっているようだった。母は3通の年賀状のうち2通で名前を書くのに失敗した。

そのころにはもう雪は本降りになっていた。母のところの帰りがけにスーパーに寄って食料品をこれまた買い溜め。帰宅後の夕方はデスクトップが壊れたのでノートPCに家計簿ソフトをインストールして、一応バックアップを12月の一週目ぐらいに取っていたのでそれを読み込み、後はひたすら家計簿をつけていた。

日中はこれで終わり。本当に、買い物ぐらいしかしてない。夕食後の夜はYouTubeの動画を見ただけ。あとギターの練習少々。今日は土曜日であるから、特に何もしなくてもいいのかなと思うものの、明日の日曜日はまったく何の予定もない。雪がこのまま降り続けば恐らく朝は雪かき。

修理に出しているデスクトップだが、夕食後にマウスコンピューターから見積もりの電話があった。予定では週明けに連絡をもらうことになっていたので早くてびっくり。今回の故障はSSDが物理的に壊れたということらしい。240GのSSDに交換して16848円ということだった。SSDの寿命は通常ハードディスクより長くて10年ぐらい使えるはずなのに思いの外早く壊れたのは想定外だったが、結果的に容量が倍になるのでまあいいかと。

で、真面目な話業務の引退を考えている。というのも、まったく打てるものがない現在の状況では業務に銭を使う気にはさらさらなれず、かといって貯玉をただ減らしにいくのもどうかと思うので。とするといよいよ本格的に業務から身を引くことになるけれど、そうすると土日をどう過ごすかという命題が。積極的に業務をやめたいわけではなく、期待値がプラスのものがあればむしろやりたい。しかし現実的には(ほぼ)ない。そして状況が好転する見込みもほぼない。と思われる。長年続けてきたことだし、業務に関するスタンスは一貫していて何の迷いもないのでまったくもって名残惜しいのだが。これもまた時代なのか。

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陥穽と振子

1月4日、金曜日。

結果から書くと、相場で三連敗。今週なんと全敗。とはいうものの負け額は昨日の半分以下で一応今日のところはルールを守ったことにはなるのだが、やることなすこと上手く行かない。夜の雇用統計後にびびりながらちびちびと取ったポジションがすべて裏目に出たので、気分的には今日が一番腹が立つ。やればやるほど墓穴を掘る気がしたので最後はチャートを閉じた。まったくもってとんでもない正月になってしまった。

今日の夢はどちらかというと悪夢ではなかった(気がする)ので、負のサイクルもようやく終わるのかと思ったらまったくそんなことはなかった。今日は出だしから損切りスタートになったのが調子を崩す原因に。

不思議なことに元日の朝雪かきをして以来、三日間雪かきをせずに済んでいる。と思ったら、母のところで天気予報を見ると明日から水曜日まで連日雪という予報。まさしく前途多難。

そんなボロボロの正月の気分転換に使っているのはYouTubeで「ワタシが日本に住む理由」を見ること。もう何本見たか覚えていないくらい。この番組のいいところは日本に来て不幸になった人は登場しないということ。SNSで人の幸福を見ると自分が不幸に思えるくせに、何故かそれが外国人だというだけで幸せのおすそ分けをしてもらった気になるから不思議なものだ。

それにしても今回の連敗は参る。退場寸前まで追い詰められているというわけでは全然ないのだが、精神的に袋小路に追い込まれている感。明日明後日が土日ということで切り替えるきっかけになればいいのだが、これまでの習いで行くと週明けの月曜日、特に雇用統計後の月曜日は負ける確率が非常に高いのが気がかり。何にせよ、今年の正月は正月感ゼロ。ほぼ自宅に引き籠っているので当然といえば当然なのだが。

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ボーン・コレクター

1月3日、木曜日。

10時24分起床。昨日今日と二日続けて悪夢を見た。前途多難ということなのか。朝食を摂りながら相場のレートを見るとドル円が107円台になっていて随分下げたんだなとびっくり。ところがツイッターのタイムラインを追うとなんと朝104円台まで落ちたことを知り二度びっくり。とにかくボラティリティ(変動率)が半端ない。朝方の暴落で何千万と損をした人がタイムライン上に続出したことをみると、昨日あの程度で済んだのはまだマシな方だったのかと思ったりもする。

で、そんな暴力的なまでに朝方動いた相場がまともな動きをするわけがなく、今日も母のところに行った以外は終日相場のトレードをしていたのだが、ボラティリティの高さに振り回されて再びボコボコにされた。往復ビンタを食らいまくり、損切りを連発して今日も許容損失額オーバー。この辺を見ると昨日からまったく何の学習もしていないことになる。夜も無駄な悪あがきをしたけれど、気分的にはすっかり負け犬の気分、殴られ過ぎたパンチドランカーのよう。さすがに気持ちがほとんど挫けそうになる。しかし考えてみればパチプロ時代はこれぐらいは日常茶飯事、一日に10万負けたこともある。もちろん何の自慢にもならないが。実際、トレードも以前は今の倍のロットでやっていたので負け額もこんなものじゃなかった。そういう意味ではいささか打たれ弱くなっているのかもしれない。

そういえば朝食後にノートPCを立ち上げてブラウザとトレードツールを立ち上げたら早速ブラウザのFirefoxが固まって唖然、一時は価格コムを見てノートPCを買い直そうかと思ったくらい。しかしながらふと考え直してFirefoxよりも軽いはずとブラウザをVivaldiにしてみたところ、その後は安定して問題なく動いた。これはちょっとした本日の収穫。今後もVivaldiをメインに使っていくことにした。恐らくWindows付属のEdgeの方がブラウザとしてはもっと軽いとは思うのだが如何せん使い勝手が悪く、今のところDAZNを見る専用ブラウザと化している。Chromeはスマホとタブレットでしか使ったことがなくまだよく分からない。

ともあれ悪夢としか言いようがない二連敗、冒頭にも書いたように実際に悪夢を見続けている。果たしてこの泥沼からどうやって這い上がればいいものか。ひとつ言えるのはとにかくルールを守るということ。昨日今日とそれができていない。昨日は危うく煙草の本数も新記録を樹立しそうな勢いだった。あとはどこかで一息入れる、気分転換をすることぐらいしか思いつかないな。しばらくは臥薪嘗胆の日々。

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メエルシュトレエムに呑まれて

1月2日、水曜日。

年明け早々、相場でぐうの音も出ないほどボコボコに負けた。完敗。ボラティリティの高さにただただ振り回された感。第一に自分のルールを無視したところがいけない。細かいストップを食らいながら逆張りし続けるという典型的な大負けパターン。ポジションを全決済することがなかなかできず、途中から一日の許容損失額を上回ってしまい、坂を転げ落ちるように負けた。そもそもドル円が下げている間ユーロを追いかけて自滅、それからドル円に転ずるも今度は突っ込んで売ってしまい自滅。一時は2.5日分の負けまで膨らんだ。まあなんとかかんとか2日分の負けにまで戻したものの、夜になってもうちょっとなんとかしようと挑むもことごとく裏目、ちょっと今日のところはどうにもならなかった。初っ端からこれでは先が大いに危ぶまれる。これでも一応自分としては比較的冷静にやってたつもりなのだが……なので精神的に大パニックにこそならなかったが、想定と逆に動いたときにあまりにも対処ができなさ過ぎ。

10時31分に起きたのでなんとかかんとか午前中のうちに寺に行くことができて御年始を済ませる。今年は父の七回忌なので、住職のスケジュールを押さえた。毎度のことなのだが、父の命日は2月4日だけれども2月は雪があってどうにもならないので4月の第2週に。

トレードでばたばたしながらも簡単な年賀状を作り直し(以前作ったものはデスクトップとともにお釈迦になった)、自分の分一通と母の分5通を印刷して、母宛てに来た年賀状の返信には母には名前だけ書いてもらい、宛名は僕が書いた。

玄関の屋根から氷の塊が落ちていたものの、何かとバタバタしていたせいで今日は雪かきをせず。実際、雪は降っていたが今日のところはそれほど積もらず。

なんかこんなことをしているとまだ三が日だという感覚がまったくない。正月感ゼロ。ただひたすら何事かに向かっているつもりでいつの間にかすっかり渦に呑まれてしまっていた一日。いわゆるところの負のサイクル。それにしてもノートパソコンは重くて遅いし、タッチパッドに触れると誤操作してしまうのでストレスが溜まる。

という具合に気がつくといらいらしている。こういうときは早々に店仕舞いしてしまうより他ない。しかし本当にまだ年が明けて2日なのか。

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