12月7日、金曜日。
午後3時からの病院での母の検査が思いの外時間がかかって、CT検査がいつまで経っても始まらず結局2時間も点滴して、検査が終わるころには6時を回っていた。ここまでかかるとは想定外。それで疲れたのか帰宅後の夜に調子が悪くなりそうな兆候。気分というか具合が悪くなりかける。その直前にアマゾンのサイバーマンデーのセールということでほしい物リストに入れていた椅子が安くなっていたのでついポチってしまい、ああまた余計な銭を使ってしまったと後悔していたところ。とはいうものの、もちろんキャンセルしようと思えば出来るが、長く使うつもりのものだからいいかなと。贅沢には違いないけれど。
などいうことでいかにも抑うつ状態に突入するピンチだったのだが、そこでふとアマゾンのプライムビデオでデンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」という映画の予告編を見て面白そうと見始めたらこれが大正解だった。
アントワーン・フークア監督『イコライザー』。もう最高だった。無敵のヒーローとはこうでなくては。もう笑っちゃうぐらいに問答無用に強い。ここまで徹底してると痛快というしかない。ボブ・リー・スワガーに並ぶヒーロー。
— Sukeza (@anykindoflove) December 7, 2018
もうとにかく主人公が尋常じゃなく強い。最後の方は声を出して笑っちゃったぐらいに。ハリウッド映画っていうのは変に色気を出してぐじぐじ悩んだりせずにこういう風に徹底すると面白くなるのだなという具合。主人公がありがちなピンチにも陥らないところも正解。それでいて人を殺すことを一切躊躇せず冷徹無比に非情であるというところも凄い。ある意味サイコパスかよ、ってぐらいなのだが、もうヒーローっていうのはこれぐらい笑うしかないぐらい強いとまさに痛快なのだなと改めて思った次第。もしかしたらこれは非常に馬鹿馬鹿しい映画だったのかもしれないがそれでも見終わって痛快ならばオーケー。なんていうか、ちょっと価値観が変わった気がする。人生の最後にああ痛快だったと思えれば最高みたいな。