僕が殺した女

昨夜は1時に寝たのに起きたのは9時半過ぎ。寝過ぎだ。奇妙な夢を見た。僕は何故か水族館に勤めていて、その水族館はこれから開業するのだが、一風変わっていていい加減な経営者と水族館のプロモーションの打ち合わせをしていた。そこでなんかアイディアを出すのだが、何故か同時進行で僕は見知らぬ人妻(人妻だということは分かる)と激しいセックスをしていて、最終的に僕はその人妻を絞め殺してしまうのだった。そして僕は殺したことを激しく後悔する、という夢だった。まったく不条理そのものの、実に奇怪な夢ではあるけれど、確かに人を殺したという罪悪感は強くあったものの、何故かそれほど不快な夢とは思わなかった。誤解されると困るのだが、人を殺したことが不快ではない、という意味ではない。その人妻が僕に殺される刹那にとても悲しい眼をして、それでも彼女の首を絞める僕の手は止まらず、結局彼女を殺してしまうわけだが、その悲しい眼のせいでその人妻との出来事がとてもセンチメンタルな出来事に思えた。そこには確かに屈折したセンチメンタリズムがあった。だからいつもはすっかり忘れてしまう夢を今日は覚えていた。

久しぶりに長く眠ったせいか、今日は昨日までと違って体調が戻ったように思われた。午前中はノルウェーのAORシンガー、Ole Børud(オーレ・ブールード)のアルバムをYouTubeで聴いてあまりにもカッコいいので曲を揃えるのにいそしむ。それから昼ごろに業務に出かけ、4時前ぐらいに疲れたので止めたのだが、どうも途中からしんどいなと思っていたのだが外に出た途端に物凄く気持ち悪くなり、歩きながら吐き気止めを飲んだ。胃の辺りがむかむかして今にも吐きそうだったので、駅前のピロティに腰掛けて吐き気止めが効いてくるのを待った。幸いにして吐かずに済んだ。しかし、さしたる重労働をしたわけでもないのに、こう急に具合が悪くなるのは何故だろう。火曜日の昼寝以来、どうにも疲れやすく、あまりにも体力がない。大病を患っているのは確かだが、今まではここまで極端ではなかったように思うのだが。駅前のスーパーで夕飯に冷やし中華と揚げ出し豆腐を買い、なんとか無事に帰宅。夕食後、しばらくするとまたもや具合が悪くなった。急に気分が悪くなり、身体が重くなる。業務の帰りと同じような違うような。とにかく急に具合が悪くなった。それでソファに横になって先日のオマーン戦のビデオを見ていたが、途中からそれを見るのも辛くなり、うとうとした。しばらくしてビデオが終わるころにようやく人心地ついて、一体僕の身体はどうなっているのだろうと思う。夢の中ではあるが人を殺した罰でも当たったのだろうか。その後、今取り掛かっている曲のメロディやアレンジを少々詰める。明日はヨルダン戦だがその前に4回目の抗がん剤投与で病院に行かなければならない。今日は早く寝ることにしよう。

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