脱落、日本×ヨルダン、6-0

今日は何故かM任谷の会社からSニーレコードに出向するという、なんともこんがらがった夢を見た。で、久しぶりにY-ミンのデモを録ることになったのだが、なんとカセットのMTRで録るというので、本当にいいんですか?などと訊ねている間に目が覚めた。7時前。今日は病院で抗がん剤の点滴なので早起き。昨日までの体調が酷かったのでどうかと思ったが、せっかく早く起きたし、なんとか行こうと朝食後にステロイドも飲んだ。ところが、外に出て歩き始めた途端に身体が16トンぐらいの重さになり、これはもう無理、と思って病院に電話、担当医に今週の体調も含めて事情を話したのだが診察には来てくれと言われたので必死の思いで駅に向かう。重い身体を引き摺ってへろへろになりながらやっと病院に辿り着き、いつも通り採尿と採血の検査を最初に受けたが、採血のときに具合が悪そうなのでベッドで休みますか、と看護婦に言われた。なんで分かったのだろう、と思ったが、医者に検査を受けるように言われたので、と採血、終了後もベッドで休みますかと言われたのでよっぽど具合が悪そうに見えたのだろう。しかし、内科で受付を済ませないと診察を受けられないのでよっぽど具合が悪かったらそうしますと答えた。受付後、1階のドトールでヨーグルンを買って、公園のベンチで煙草を吸って検査の結果が出る頃合まで待つ。正直言って身体を起こしているのもしんどい。異様に身体が疲れている感じ。さて診察時、血液検査の結果はどこも異常なし、医者が聴診器で執拗に調べるも異常なし、触診も異常なし、どこも悪くない。薬の影響にしては時期が遅過ぎる。困ったのは原因がないことだ。せっかく病院まで来たので抗がん剤投与を受けたいのは山々だが、7時間の点滴に耐えられるとは到底思えず、月曜日に延ばしてもらった。で、帰りがけに心電図と胸のレントゲン、これは僕が動悸がすると言ったからだろう。ぜいぜい言いながら駅まで歩き、電車に乗る前にドトールで昼食を摂ることにする。で、ドトールのトイレで鏡を見ると、顔が真っ白なのでびっくりした。どうりで採血の看護婦に一発で具合が悪いと見抜かれたわけである。地元の駅に辿り着き、駅前のスーパーで買い物をして帰ろうとしたがまた身体が物凄く重くなって気分が悪くなり、遊歩道のベンチでしばし休んでからようやく帰宅。部屋に辿り着くとなんとかパソコンの前に座っていられる程度まで落ち着いた。夕方近くになるとこれなら点滴出来たかも、と思える程度にまで回復、まあしかしあの時点ではしょうがなかったかな、と思う。そんなわけでW杯アジア最終予選、日本×ヨルダン。これまで日本はヨルダン相手にすべて引き分けで勝てていない、ということを踏まえて、それでもボコボコにして欲しいと思い、一抹の不安を覚えながらもなんとか3-0ぐらいで勝ってくれないかな、と思って見た。ところが蓋を開けてみると前半だけで4-0、ベストメンバーの日本代表は僕が思っている以上に強かった。オマーン戦のような組織的な守備が出来ればまず負けることはないだろうと思っていたが、その点でも前半はパーフェクト、点を取ったところはもちろん、GKに止められたものの、香川から本田とダイレクトでシュートを打った本田のファーストシュートにまず度肝を抜かれた。吉田麻也の怪我の影響か、後半開始の10分間は足が止まって相手に攻められたものの、その後は危なげなく、逆に2点を追加して結果6-0、強いなあ、日本。その後に行われたオーストラリア×オマーンは、オーストラリアはオマーン相手に1点も取れず0-0の引き分け、先日のオマーンをチンチンにした試合から考えるとこのグループでの日本の強さは頭抜けている。少なくとも中東相手のこの2試合、オマーンとヨルダンが勝つ可能性は絶望的にゼロ、まったく勝負にならないというか、相手チームにほとんど攻撃すらさせなかった。去年から比べても、同じメンバーでも組織力、個人の力共にワンランクもツーランクも上がっているのを感じる。それは香川一人を見ても如実に分かる。もはやアジア相手に苦労していたかつての日本ではないのだ。なんとも痛快な試合、サッカーを見て、少なくとも精神的には元気になった。あ、忘れていたが、試合前の夕方、ドラムを打ち込んでエレピとアコピを試しに弾いてみて、今作っている曲の構成を練った。大まかなところは出来た感じ。明日の体調は明日になってみなければ分からないが、続きはまた明日。

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