彼岸と此岸

5月22日、水曜日。

最終的に起きたのは10時15分なのだが、とにかく6時台から1時間おきに目が覚めてそのたびに二度寝三度寝を繰り返し、夢の続きを見る。厳密に言えばそれぞれの夢は続いているわけではないのかもしれないが、感覚的には続きを見ているように思えた。ここ最近、妙に朝頻繁に目を覚ますのはどういうわけか。

朝食後、いつものようにチャートを立ち上げて相場の想定をした。取引ツールのMT4は毎日前日の履歴がメールで届くのだが、それを見るとどうやら含み損を抱えているEAがあるようなのでVPSに接続して確かめると、どうやらメールで届いた含み損は既に建値決済されたようで、それとは別のEA(昨日の日記に書いた奴)が目一杯ポジションを持って若干の含み損になっていた。昨日の日記にも書いたように、こういうときはEAが自動決済するのに任せるのが一番いいのだろうが、このEAはロットを半分に設定してあるもののとにかくポジション数が多いので気が気ではなく、結局見ているうちにプラスに転じたところで手動で利確してしまった。決済後に案の定6ピップスほど上がったのでやはり決済はEAに任せるべきだったのかと思ったが、結果的にはもしそこでEAが決済せずに保持していたならばその後下落したので、ちょうどいいタイミングで利確したのでなければよくて建値決済、悪ければ損切りになっていた。結局放っておいたらEAがどう対処したのかは分からないままで、今日の自分の判断が正しかったのかどうかは分からない。

今日は自分のCT検査の日。予約時間は3時、10分前に病院に着くとほぼ待たずに済んだ。なので3時15分には検査終了。その足で母のところに行く。昨日ほとんど裁量でトレードしなかったので今日は病院に行く前にそこそこポジションを持ち、買い下がって含み損になっていたのでそれが気になってしょうがなかったが、途中で見てしまうと余計な損切りとかしてしまいそうだったので母のところでは見ないようにする。

帰宅したのは5時過ぎ、ポジションはまだ若干の含み損、この後7時キックオフのACLの鹿島の試合があるのでできればその前に決済してしまいたいがひとまずストップを上げて(建値に近づけて)しばらく様子を見ていた。ちょうど夕飯を食べている6時過ぎにプラスに転じたところで微益で利食い。その前に別にポジションを持っていたEAは既に損切りしていて、これでスクエア(ポジションを持っていない状態)で試合に臨める。

というわけでACL、鹿島 2-1 山東。痺れた。この試合、引き分け以上ならグループリーグを2位通過、負けても同時キックオフの慶南対ジョホールが引き分けであれば決勝ラウンドに進めるが、他力本願ではあまりに危ういので是が非でも引き分け以上、できたら勝ちたいところだった。ところが前半の早い段階でワールドカップでもやられたフェライニにヘッドで決められ失点してしまう。ポゼッションは圧倒的に鹿島でチャンスも作っているのだが前半は0-1のまま、このままではグループリーグで敗退になってしまうので固唾を飲んで後半を迎える。で、後半になって最初の交代が右サイドバックの永木を下げて山本脩斗を入れたのにちょっと驚いたのは、山本は本職が左サイドバックだから。しかし山本は右サイドバックでもそこそこよかった。次に中村充孝に替えてフォワードの伊藤翔を投入、結果的にこれが大正解。伊藤はなんと3分間で2ゴールをあげて遂に逆転。伊藤はアウェイでも山東相手に2ゴールあげているので、これで山東相手に2試合で都合4ゴール決めたことになる。後はこの2-1のスコアのままで試合を終わらせることができるかどうか。本来なら鹿島はそういうところが一番得意なチームである。で、そのまま試合終了、このところ3連勝しているように今日も勝負強い鹿島だった。いや、前半リードされて折り返したときはどうなることかと思ったが、まったく伊藤翔には頭が下がる。これで鹿島はベスト16で広島と対戦することに。

なんつーか、鹿島が劇的な逆転勝ち(自分にとって逆転勝ちは常に劇的なのだった)をしたのでその後はすっかり気が抜けてしまい、トレードを再開する気力もなく、アマゾンのプライムビデオで韓国映画「監視者たち」を見たらそこそこ面白かった。

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