5月23日、木曜日。
僕のような優柔不断で勇気のない小心者は、常になにがしかのたらればの世界に生きている。そんなわけだから今日もまた、日中の相場のポジションをそのまま持っていたら……となるわけである。
またしても朝何度か目が覚め、そのたびに夢の続きを見る。今日の夢は雲母社のスクールであるところのマイカの生徒にどうやら自分が恋心を抱いているらしいという夢だったのだが、どういうわけか用賀にあるはずのマイカが山形のこの町にあるという不思議な設定になっていた。生徒のデモをどうするこうすると夢の中で悩んでいた。そうすると、衝動買いしたワイヤレスマウスがアマゾンから届いて起こされる。
まったくもってマウス収集家と化しているが、今回届いたのは光学式ではなくレーザーマウスで、そこにちょっと期待したのだがいまいち期待外れだった。感じがよかったのはホイールのタッチぐらいで、肝心のトレース精度がいまいちだった。これではレーザーである意味がない。結局のところ、このマウス問題は先日も書いたようにマウスを買い換えるのではなくマウスパッドを買うことが唯一の解決の手段のようだ。それに、このところ使っている有線マウスにすっかり慣れてしまっているということもある。今のところはナカバヤシのマウスが一番しっくりくるということらしい。正直言って今回ポチるときもナカバヤシの奴とどっちにするか迷ったのだが、ナカバヤシのマウスは今使っているものがワイヤレスになるだけで想像がつくのでつい他のメーカーに浮気してしまった。そんなに高いものではない(つまり安物だった)からと油断してしまった。
最近ここまでマウスにこだわっているのは、トレードをするときに瞬時にピンポイントで移動できて間違いのないタイミングでクリックできるものを求めているからなのだが、これもまたただの慣れの問題に過ぎないのかもしれない。いずれにせよ、さっさと買うべきなのはマウスパッドだ。
などということを書いている間にもドル円は下落を続け、またさっきのポジションを持っていたら……という世界が今日は延々と続いている。最近リスクを取るのが下手になった。これはたぶんリスク回避のために口座を分散し過ぎたせい。ここは一旦、裁量のトレードに関しては国内の口座一本に戻さねば。海外口座はひとまずEA稼働だけにして。
それはそうと、昨夜辺りからAWS(アマゾンウェブサービス)で作ったVPSの接続と挙動がやけに重くなって、終いには接続してから立ち上がるまでしばらく待たなければならなくなり、この問題をまずは解決せねばと頭を悩ませた。考えられる要因は動かすMT4を4つに増やしたこと。これは1つのMT4にあまりにも多くのEAを稼働させるのはよろしくないと思ったからなのだが、結果的にサーバーに負荷がかかり過ぎたようだ。VPS上でタスクマネージャーを立ち上げてみると、メモリよりもむしろCPUの占有率がテンパっているようだった。もちろんメモリも余裕はないが。調べてみたがCPUのコア数を上げると金がかかり過ぎる。まあ今は無料で使っているのだから高いも安いもないのだが。今使っているEC2ではなくLightsailを使っていたときの方が動作が軽かった印象があって調べてみたがCPU、メモリともに大差ない。考えられるのはLightsailの方がSSDであることぐらいだが、接続に時間がかかるというのはたぶんそれとは関係ない。単純にAWS自体が重いのか? などとも考えたが、結局動かすMT4の数を2つに戻したら多少ましになった。ただ、その分1つのMT4で動かすEAの数も増えるので単純に半分になるわけではない。前から気になっていたのだが、片方のMT4ではEA2つで18個ぐらいの通貨ペアを立ち上げており、これがいくらなんでも多過ぎるのではないか。とはいうものの、この同時に17個の通貨ペアを立ち上げているEAが唯一、これまでただの一度も負けたことがないのだった。一方、もう1つのMT4では5つのEAを稼働させているがそのうちの3つは全然ポジションを取らない。原因がいまひとつよく分からないのだが、同じ通貨ペアで異なるEAを動かしているとよろしくないであろうことは容易に想像できる。とはいうものの、試しに異なるEAで通貨ペアがかぶらないようにしても、例の3つは頑としてポジションを取らないのだった。はて。
とここでまたリモートデスクトップでVPSに接続すると物凄く重い。で、タスクマネージャーを立ち上げるとやはりCPU占有率が完全にテンパっている。しょうがないのでMT4を1つ閉じて1個だけにし、さらに稼働するEAも前述のEA1つ(といっても17個の通貨ペアを表示しているわけだが)にしてみたが、メモリの占有率しか改善せず、相変わらずCPUはテンパっている。おかしいな。この状態でこれまで普通に動作していたのだが。単純にAWSは日本時間の真夜中に重くなるのだろうか? こうなると有料だけれどLightsailでもVPSを作って比較してみるしかないかも。