空虚

8月25日、日曜日。

弟は一か月遅れの誕生日プレゼントといって赤いパジャマをくれた。還暦だから赤いのだそうだが、それって嬉しくない。普通なら昼食の時間にパジャマで朝食を食べていたのだが、着替える前に弟は母の見舞いに行った。2時間後にフルーツグラノーラの昼食を摂り、それから自分も病院に向かった。弟はもう仙台に帰っただろうと思っていたのだが、母の病室に着くとまだ弟はいた。今日の母は骨折している右足を痛がった。どうすれば一番痛くないのかがよく分からない。弟が帰り、駐車場の車で煙草を一服して病室に戻ると、母は右側を下にして寝ていた。看護師が体勢を変えたのだろう。骨折している方を下にする方が痛くないというのは意外だった。母は寝入っていた。病室に着いてからちょうど2時間後に病室を後にした。

馳星周「漂流街」読了。

思った通り、2000年以前の馳星周は負の熱量に満ちていた。ここには希望はなく欲望があるだけ。救いのように見えるものは絶望のための材料に過ぎない。すべては失われるために存在する。

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