五里霧中、暗中模索

6月9日、火曜日。

8時9分起床。自分にしては早く起きた。なので寝不足。先般のように途切れ途切れに寝たわけではないのだけれども、とにかく一日中ぐらぐらに眠かった。午後ちょっとばかり昼寝はしたのだけれども、まったく功を奏さなかった。今日は小さいMIDIキーボードが届いた。

しかしながら、悪化の一途を辿っていた買い物病も眠気には勝てず。音色を聴きながら選べるということすらどこか面倒なことに思えた。バンドルで大量に追加された音色にもときめかなかった。

それでも日中はトレードしていたのだが、結局眠くて途中で利食い。で、自分が利食いした後に金が10ドルも上がって唖然とする羽目になる。眠気は夕食後の夜にピークに達した。それでなくても今日は一日中眠気という何か粘つく蜘蛛の糸で出来たネットで脳を包まれているようだったが、8時過ぎにはあまりに眠くて何かを考えることすら危うくなる。よって早めに風呂に入る。しかし、ここで不如意に早く寝てしまったらそれこそ不如意に朝型の人間になってしまう。自慢ではないが、生まれてこの方朝型になったことがない。つまりそれはもはやアイデンティティの問題なのである。ああ思い出した、逮捕されて警察に拘置されていたときと入院していたときは朝型だったな、そういえば。

人間なんて気がつかないうちにいつの間にかこんな風に老いぼれていくのかな、などと今ふと思った。

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