クリスマスソングに呪詛を

12月24日、金曜日。

「すべてのクリスマスソングに呪詛を」というのは、10年ぐらい前に僕がこの日記(当時は外部ブログだった)に書き記した言葉だ。そのころ、街中の喫茶店とかに入ると必ずクリスマスソングがかかっていた。当時はもっともうつ病が酷く、薬の量も一番多かったころだが、それでも僕はまだそういう人並なことをやってはいた。つまり、喫茶店に入るとか、街を歩くとか。

大概の日本人がクリスマスというときはクリスマスイブを意味する。つまりキリストが生まれたとかそういうことはどうでもいいのだ。もちろんそんなことは僕にとってもどうでもいいが、めったやたらにクリスマスソングを流したり、スーパーの棚がチキンばかりになったり、明石家さんまがサンタの格好をしたり、そういうことに耐えられない。

そんなわけで今日もさしたることは何もやっていない。今日一日何をやっていたのか、一瞬思い出せなかったぐらいだ。

朝方寒くて何度も目が覚めた。8時14分に起きてみると、ベッドから布団が半分ずり落ちていた。どうりで寒いわけだ。雪は積もっていなかった。当然のように昼寝をして、午後は銀行に行き帰りがけにコンビニで年賀はがきを買った。

めんどくさいなと思いながら年賀状のデザインを決め、夕方プリンターで印刷しようと思って先日プリンターが壊れたことを思い出した。だが確かUSBケーブルで繋げば印刷できたはずである。ところがケーブルで繋いでも印刷できず、これは完全に壊れたと思い込み、ちょっとしたパニックに陥った。まずプリンターを買った隣町のヤマダ電機に電話して、それからその向かい側のケーズデンキにも電話した。両店の答えは同じで、コロナ禍になった2年ほど前から(要するに在宅ワークが増えてから)、部品不足などでプリンターの店頭在庫はほぼないという驚くべきものだった。わずかに一番高い機種が2・3台あるだけでそれもすぐに売れてしまうのだという。ヤマダ電機にはエプソンの高級機しかなく、ケーズデンキにはキヤノンの3万円台のものならあるという。しょうがないからとにかく見に行くと言って電話を切ったのだが、往生際が悪くもう一度USBで繋いでみた。で、本当に認識しているのだろうかとシステムトレイの中のアイコンを右クリックしてみると、ようやっと思い出した。本来のプリンター名の後ろに(1)と追加された別名で認識されていたのである。

それでWordの印刷画面のプリンターを指定し直すと、無事印刷することができた。まったく人騒がせなことこの上ないが、そういうことをすぐ忘れてしまう自分も自分だ。

それ以外はギターを少々練習して、少々考え事をして一日がほぼ終わった。今日プラグインを買わずに済んだのは、目当てのプラグインが本日のセール対象じゃなかったから。一時はプリンターに3万5000円ぐらいの出費を覚悟したのだから、その分買い物をしてもいいはず的な思考にはなったのだが、最終的には貧乏性が勝った。

夜、外は雨の音。なんだかこれでは山下達郎の歌みたいじゃないかと思う。実際、明日から雪の予報なのだ。明日以降の最低気温の予想がマイナス7度とかマイナス8度とか、とんでもないことになってる。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク