ヤキ

2月4日、金曜日。

9時38分起床。今日から北京五輪が始まるということを、朝ツイッターを開くまで知らなかった。実際、夜もバタバタして結局テレビはまったく見ていない。

日中はトレード少々。夜米雇用統計があるので控えめに済ませる。その後バンド3曲目であるFirst Prayerのミックス。夕方までかかってなんとかましなものになったかと思って、バンドのLINEグループに上げて感想を待つ。

すると、ヨウタロウから物凄い長文の注文(LINEで一度に表示しきれない長文というのは初めて見た)が返ってきて、さすがにちょっとムカつく。

しかしながらヨウタロウの言う方向性で夜は延々とミックスのやり直し、結果的にはよくなった。要するに自分の中でもなんか釈然としないものが漠然とあったことを、ヨウタロウが言語化して指摘してくれたというわけである。

これは少々ショックだった。かつて現場にいたころは、ミックスとマスタリングのディレクションに関しては日本でも五本の指に入るのではないか、ぐらいに思うほど自信があったのだが、いよいよヤキが回ってきたのかなと。まあレコーディングの現場を離れてもう10年以上経つので、毎日現場にいる人間と比べると感覚が鈍ったという感は否めない。その割には曲を書いてアレンジもしているのは自分なのだが。そういう意味ではちょっとアンバランスな感じもあり。とにかく、バンド3人の中で自分だけ圧倒的に楽器を弾いていないということだけは確か。当たり前だけど。加えて言うならば、圧倒的に音楽を聴いていないということもあるかも。

たぶん今回はそもそも論として、曲を書き上げた時点で完パケのイメージが固まっていなかった、ということなのかもしれない。

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