八月の母

4月22日、金曜日。

昨夜あれから、例によってキーボードのヤマザキと長電話、2時半ごろまでどうでもいいことを話してしまった。それで図書館から借りている早見和真「八月の母」を翌日、つまり今日返却しなければならず、残りが5分の1ぐらいだったのでさすがに読み終えるのは一旦諦めたものの、それでもいつものように睡眠薬と安定剤を飲みながら寝床で続きを読んだ。

すると、いつもは途中で文字を終えないぐらいに眠くなるのだが昨夜は不思議なことに眠くならず、4時までかかって最後まで読み終えてしまった。恐らくヤマザキとの電話である種の興奮状態みたいなものにあったのか? とにかく外でカラスが鳴き始めてからもなかなか寝付けなかった。

というわけで早見和真「八月の母」読了。

要するに簡単に言えば面白くなかった。登場人物がやたらと多いわりにはそれがそこまで効果的でもなく。何より、読んでいて楽しいと思えなかった。例えば村上龍のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」は終始不快な描写が続くが、それでも文学を読む喜びがある。「八月の母」にはそれがなかった。ぶっちゃけ時間の無駄だった。

寝た時間が遅すぎたので11時20分起床。今日は午後3時半に母とLINE面会の予定もあるし、昨日腰が抜けるほど大敗した後なので、ほとんどトレードはできないかなと思っていたのだが、実際昨日山ほどトレードした分のキャッシュバックが一日の勝ち分ぐらいあったのでそれでよしとする手もあったものの、朝食後に想定を済ませるとさほど迷いなくポジションを取っていた。母とLINE面会した後も夕方までトレードして、結果的に昨日の負け分の4分の1ぐらいを取り戻した。なんとか一矢報いた気分。ただ毎回こう上手くいくわけではないので、すべてを挽回するにはやはりかなり日数を要するだろう。

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