宿命、あるいは運命論

6月23日、木曜日。

9時13分起床。今日から屋根の作業は塗るだけということで、静かになったので9時過ぎまで寝ることができた。

結果的に終日業務。結果的にというのは、日中少しプラスになったので今日は勝ち逃げでいいかと思い、夕方バンド用の曲の直しをやろうとCubaseを立ち上げて昨日書いた大サビをエレピ音源で弾こうとしたら、なんとMIDIキーボードを繋いでも音が出なかったのだった。どうやっても音が出ないので一旦Cubaseを落として、音源をスタンドアロンで立ち上げたのにもかかわらずやはり音が出ず。ということをしていると、横のモニターでユーロが急落するのが見えてしまったのだった。要因も何も分からない状態で咄嗟に逆張りでロングのポジションを取ってしまったのが運の尽き。買い下がるも果てしなくユーロは下落、最終的にはボーナス分も含めてゼロカット寸前まで行った。と言ってもそもそもキャッシュバック分とちょっとぐらいしか入金していない口座なのでほとんどボーナス分なのだが。

なかなかユーロは戻ってくれず、かといって潔くゼロカットされるわけでもなく、ほぼほぼやれることはないように思われた。不思議なのはダウ先物が上げてもまったく無反応で、相場が完全にショートに傾いているにもかかわらず、ショートカバーにならないこと。テクニカル的に逆三尊のネックラインを超えても何故か押し返されてしまうという訳の分からなさ。これはどうやっても自分を勝たせないという、ある種の運命的なものを感じた。よく思うこととして、自分がロングのポジションを持っているときに限って何故かショートカバーが起きない、というアノマリーというかジンクス。

結局のところ、あのときMIDIキーボードが普通に使えていたならば、そのまま大サビを弾いていたところだった。なんで今日に限って、それもあのタイミングで音が出なくなるのか。もはや何者かが自分を潰そうとしているという陰謀論を述べたくなる事態。

で、その後どうなったかというと、夕方以降ずうっとレンジで動かなくなったユーロに業を煮やしてふと思いついたのが、一旦両建てにして含み損を固定してしまおうということだった。それで、持っているポジションと同量の売りを入れたら、両建てにはならず決済されてただの損切りになった……。唖然。結局ゼロカットと同じか……と思ったら、不思議なことにボーナス分がゼロになっていない。これはもしかして、残高ゼロでもトレードできるのではないかとポジションを取ってみたらできた。

というわけで、デカい損切りをしてしまったのだが結果的にはノーリスクでトレードできることが判明したという不可解な一日に。それにしてもどうして今日はユーロがどうでもいい指標に過剰反応したのか。で、夜の米国指標にはほとんど反応しないというか、ダウ先物にほとんど反応しないのか、謎の多い一日だった。

それにしても勝てなくなったな……。

今日はひとつ単語を覚えた。屋根の裏に張ってある板のことを軒天(のきてん)というらしく、業者の人いわくその軒天の塗装が剥がれて粉が落ちてくるという話だったが、機能的には特に問題はないというので助かった。張り替えなどということになったらそれこそお陀仏。業者がいうには、塗り替えた屋根に白い粉が落ちているようだったらそれだということ。

と、これを書いている今頃になってユーロが戻ってきた。余計なことをせずにひたすら持っていれば助かったのに……。

明日は午前中母とLINE面会、午後歯医者。

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