事故る

8月8日、月曜日。

9時58分起床。

比喩ではなく、文字通り事故った。かれこれ15年ぶりぐらい。外は33度の炎天、午後溜まったごみを処理場に持っていき、いつものように帰りがけに堤防の上で最上川の河川敷の写真を撮って帰宅しようとしたのだが、T字路を右折しようとしていたら優先道路の右側から来た車が左折のウィンカーを出し、左側から来た車が右折のウィンカーを出して停まった。そこで意識のエアポケットに入ったというか、右側から来た車が左折した時点でまだ左からの車が右折サインで停まっているのを見て、右側を確認せずに出てしまい出会い頭で右から来た車とぶつかってしまった。こちらは脇道、相手は優先道路を直進なので100%こちらが悪い。とりあえず車をバックして交差点の停車位置でハザードを点けて停め、相手の車を慌てて見に行った。

欧米ではこういうときに何があっても自分から謝ってはダメだと教育するらしいが、どう考えても自分が悪いので最初から「すみません」と謝った。当たり前だが。向こうは後部座席に子供が二人乗った家族四人連れで、大丈夫か尋ねると誰も怪我はしていなくて大丈夫ですということでほっとしたのだが、車を見るとレクサスだったので一瞬かなり焦る。

もちろん保険屋にすぐ電話したけれども、こういう場合は必ず警察を呼ばなければならないので110番したのだが、パトカーが来るのが遅いのなんの、いくら隣町から来るとは言え到着まで30分近くかかった。

ようやく警察の聞き取りが終わるころには暑さで滝のような汗をかいていた。こんなに汗をかいたのは実に久しぶりで、危うく熱中症になりかけた。今日の事故はたまたま相手がいい人だったので助かった。埼玉県に家族で帰る途中だったという。タイヤのホイールに傷がついたので、高速を走っても大丈夫かどうか心配していたのでこちらの保険屋に訊ねると、こちらの保険(チューリッヒ)ではロードサービスに対応していないので、先方の保険のロードサービスかJAFに頼むようにということで、なんだか気の毒だがそう知らせると特に不満に思った様子もなくそうですか、ということで済んだ。向こうの車の傷よりもこちらの車は軽自動車なのでダメージが酷い。バンパーとボンネットが破損。たぶん修理代がかなりかかるだろう。ただでさえ炎天下なのでくらくらする。

そんなわけで相手の人がいい人だったので事故自体はさほど面倒な事態にはならず。その点は不幸中の幸い。ただ帰宅後保険屋の担当者といろいろ話した後、ディーラーに電話してみるとなんと今日から15日までお盆休みだという。唖然。それでチューリッヒと提携している修理工場から連絡をもらい、とりあえず明日見積もりをしてもらうことにした。修理工場は隣町の結構遠いところにあって、そこまでわざわざ赴かなければならない。

それにしても久しぶりに事故ってみると、完全にボーンヘッド、そのときだけ右側への注意が抜け落ちていた。こういうのもある種の老化なのかなあなどと後で思う。しかし15年前や20年前に事故ったときのことを思い返すと、やはりある種のエアポケットみたいな感じでどこか注意意識が(瞬間的に)抜け落ちていた。要するにこういうことはある、ということか。

起こってしまったことはどうにもならず、ただ頭を抱えていても仕方ないので夕方プール。こんな最悪な状況下でもトレードで一応プラスを叩けたところをみると、ただひたすらツイていないというわけでもなさそうではある。とはいうものの今年は大雪での雨どいの修理から始まって屋根の塗装と今回の車の修理と、予定外の出費がもう100万を超えている。尻に火がついてるなあという感じ。

ところで昨日ヴァイラーが解任された鹿島の後任監督には大方の予想通り岩政大樹が就いた。頑張って欲しい。

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