昨日の日記の短さからも分かるように、昨日の時点で最近では一番体調が悪い、最悪だと思っていた。ところが今朝の10時に目が覚めたら、もっと体調が悪くなっていた。どこがどう、というのは非常に表現しにくい。とにかく体調が悪いとしか言えない。実際問題としてダルいしなんとなく頭も重いしと、個々をあげつらっても大したことはないように思えるが、総体的にとにかく辛い。朝食を摂ったものの、椅子に座ってPCに向かうことすらしんどい。起きていること自体が無理。そんなわけで文字通り寝込んだ。これほど調子が悪いと、何か原因があるのではと思うし、そういう風に突き詰めて考えていくと、もしかしたら死ぬかも知れないな、とか思う。結局1時半まで寝た。で、夢を見た。夢の中で僕は何故か六本木に住んでいた。夢でありがちな、やたらと広くて部屋がたくさんあって入り組んだところに僕は住んでいた。夢の中で部屋の掃除をしていて、それから表へ出て通りを1ブロックほど歩き、それでここは六本木の外れなのだと気づいた。部屋に戻ってくると、自分が住んでいる同じ階の隣に喫茶店のようなカフェのようなものがあり、そこは僕の住んでいる部屋と完全には切り離されておらず、いつの間にか僕はその店でメニューを見て何か頼もうとしていた。そこで目が覚めた。
目が覚めると、体調は少しはマシになっていた。正直、目が覚めてよかったと思った。ここ数日の体調からすれば、そのまま目が覚めなくても不思議ではない。それにしてもなんで六本木なのだろうか、と考えた。僕はこれまで7社ぐらいの会社に勤めたが、そのうちの4社が何故か六本木だった。なので、六本木に通った年数が一番長いのでそのせいだろう。ようやくPCに向かっていられるようになったので、ツイッターだのFacebookだのを見ていると、どうも本日は台風が来るらしい。なので、ネットの天気予報を見てみると、今日の天気は暴風雨となっている。これは昼食と一緒に夕食も買っておいた方がよさそうだと思い、セブンイレブンに向かった。
外は晴れていて近頃にしては蒸し暑く、見上げると確かに黒い雨雲があり、生暖かい風が吹いていた。セブンイレブンで昼食のドリアと夕食のカップラーメン(少々高級な奴)を買って帰り、ひとまずドリアを食べた。マシになったとはいえ、まだダルいし力が入らず、体調の悪さは否めない。YouTubeでジャズのドキュメンタリーを見たりしているうちに、気がつくと窓外が暗くなり、風の吹く音が聞こえてきた。いつの間にか雨も降っていた。夜になるとますます風の音が強くなり、途中でどうなっているのかドアを開けて外に出てみると、風が吹く音がびゅうびゅうと唸る中に、消防車だか救急車だかのサイレンの音が微かに混じっていた。カップラーメンの夕食後は、作りかけの曲のリズムギターを弾き直したり、ソファに寝転がってカポーティの「夜の樹」を読んだり、またPCに向かってYouTubeを見たりしているうちに夜は更けていった。風の音が止んだのでさっきゴミを捨てに出たら、雨は止んでいたけれど風はまだ強かった。自転車置き場の自転車がほとんど倒れていたので、相当風は強かったんだと思う。これを書いている今は大分体調もマシになって来ている。が、今朝のことがあるので明日の朝起きたときにどうか、一抹の不安はある。目が覚めてほっとするなんてまるで老人のようだなと思う。でも逆に言えば、まだ生きていることに感謝の念を少しは覚えたりもするのだ、正直なところ。