希死念慮

8月30日、水曜日。

10時19分起床。

夕食後、凄まじい希死念慮に襲われる。先日、最上川に飛び込みたいと思ったときよりも酷かった。ソファで安定剤を3錠舐めた。だがもう精神的にはほぼほぼ崩壊していて、まったくの廃人と化していた。気がつくと片目をつむっている。ああ、そういえば随分昔にこんなことになったこともあったと思い出す。何もかもどうにもならない気がした。こういうときは少しでも身体を動かした方がいいと思い、ふらふらと台所に行って珈琲の生豆を煎った。少なくとも火を使っている間は死ぬわけにはいかない。

なんとかかんとか煎り終わると、米経済指標の時間になったので、朦朧としながらポジションを取った。何故か指標の結果と逆行した。だが痛みは感じない。すぐにもうひとつの指標があり、今度は順行してすぐに利食い、夕方にひとつ損切りしていたのでトータルなんとかプラスに。しかし、人間としてまったく機能していない状態でもトレードってできるんだな。

その後夜の散歩に幽霊のような状態で出てみる。いつも4分のところ、5分かかった。空には朧月。煙草屋のベンチで一服したが、何も考えられなかった。

安定剤を3mg飲んだせいなのか、いまだに頭も身体も茫洋としている。もう何も残されていない気がする。さしたる感情すらない。ただわずかに煙草を吸おうという気持ちだけが残っている。ということは、欲望はまだ残っているのか。

もうチャートは閉じよう。顔に表情がないのが分かる。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク