馬鹿正直

9月19日、火曜日。

11時19分起床。確かに昨夜は3時ごろに寝た気はするが、起きてみて時間を見てちょっとびっくり。

午後精神科。このところあまりにも調子が悪いので、抗うつ薬をひとつ追加することになった。7~8年前にも処方されたことのあるサインバルタ。当時は翌日眠気が残るということで辞めたのだったが、リフレックスも同じ理由で辞めたので比較的新しい抗うつ薬を結果的にまともに試したことがない。ここ最近はどうせ日中の前半は廃人で気絶しているのだから、とりあえず眠くなるにしても効果があるかどうか試してみようということになった。

で、その医者の帰りにコンビニに寄って夕飯のカレーと煙草をワンカートン、PayPayで買ったのだが、なんと店員が煙草をスキャンするのを忘れた。ラッキー、これは4200円得したと思って帰宅したのだが、だんだん罪悪感が出てきてもやもやしてきた。いつも使っているコンビニの、いつもいる非常に気持ちのいい店員がちょっとしたトラブルを抱えることになるんだろうなと。学生のとき、中野駅前の喫茶店でバイトしていたときのことを思い出した。閉店後、レジの金額がちょっとでも合わないと、マスターと二人で伝票をくまなく調べたものだった。

結局もう一度コンビニに行って煙草をスキャンしてもらった。馬鹿正直と言えば馬鹿正直であるが、最初に決済したときに気づいたのにそのまま帰ったというところにそもそも自分という人間の狡さがあるような気がして、あまり気は晴れなかった。

それで帰宅後ソファでひと眠りしたのだが、「高山さん、ごめんなさい」という向かいのおばちゃんの声で目が覚めて飛び起きて玄関に出てみると誰もいなかった。向かいのおばちゃんは10年以上前に亡くなっている。たぶん夢だったんだろうが、ちょうど今幽霊の話を読んでいるところなので気になった……。

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