一難去って……

8月23日、金曜日。

10時14分起床。

午後、ディーラーから連絡があって修理が終わったというので驚いた。予定では日曜日までには、と言っていたのでこんなに早く上がるとは。これはラッキーと思って早速代車でディーラーに行った。

で、待っていると整備士がやって来て、作業の際にバッテリーを外したのだが、それでカーナビを再起動したところパスワードロックがかかっていて、いわゆるところの秘密の質問の画面になってしまうと言うのだ。その質問というのが「飼っているペットの名前は?」だった。唖然。機種が古いので初期化するのも難しいらしい。これではまるで黒澤映画の難題だ。

ダメ元で3年前に車を買った修理業者に電話してみた。すると事務のおばさんが出たので、事情を話し、とりあえず社長にペットの名前が分かるかどうか訊いてみてくれと頼んだ。しかしながら、そもそも17・8年落ちの車だから、パスワードや質問を設定したのが修理業者の前の持ち主だったらお手上げである。整備士にカーナビを買い替えるといくらかかるのかと訊ねると、純正品だと10万はかかるという。オートバックスとかならもっと安いというので、オートバックスに電話してみたが通話が混み合っているという自動音声が流れて、何度電話しても通じない。折り返しの電話を待ちながら、メルカリで「カーナビ 7インチ」で検索すると、1万円ぐらいでたくさん出てきた。それで最悪の場合はこれを取り付けられるか訊いてみようと思った。

すると、修理業者から折り返しの電話がかかってきて、ペットの名前を教えてくれた。「テッチ」と。半信半疑ながら整備士にそれを伝えて、祈るような気持ちで待った。結構時間がかかったが、それでカーナビは立ち上がった。ペットの名前は正しかったのだ。ああこれは奇跡だ、と思った。

修理代を払って、エアコンが効くようになった車で母のところに向かった。今日は猛烈に暑かった。最上川の橋のところで38度の表示だった。こんな表示はこれまで見たことがない。ということは、町中では40度近いということだろう。子供のころはもちろん、実家に戻って来て11年、ここまで暑くなったことはなかった。

ここでまた問題が。途中でエンジンの警告灯が点灯した。これは買ったときからたまに現れる症状だったが、今日は警告灯が消えない。病院の帰りにもまた警告灯が点いた。帰宅するまで消えなかった。一難去ってまた一難、という感じで、これはこれで気が気ではない。帰宅後、整備士に電話で相談。今日初めて出たわけではないし、これまで点検に出して不具合が見つかったわけでもないので、重篤な問題ではないだろうということだった。もしまた点灯して消えないようであれば、なんらかの不具合があるかコンピューターのログを見てもらうということに。

……という話だけで長文になってしまった。その後の夜も蒸し暑かった。Netflixで勧められた「ギバーテイカー」というドラマを最後まで見たが、漫画が原作ということでストーリーにかなり無理があった。

今日の業務は焼石に水程度の勝ち。果たして幸運はまだ続いているのか、いまだによく分からない。

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