今日はまず、終日体調が悪かった。今朝も8時に目覚ましをかけていたのだが、なんと目覚ましを止めて2度寝してしまった。30分だけど。で、起きてみると身体が酷く疲れているしダルい。確かに昨日は駅まで3往復したが、それにしても疲れが残ってるな、という感じ。これもこのところの傾向だが、朝の食事も気が進まず、パン1枚食べるのもおいしいと思えないから苦労して食べる。朝食後、業務に行くが2日続けて午前中で撃沈、というかネタ自体がない。行かなきゃよかったなの世界。一応腹は空くのだけれど、やっぱり調子が悪くて昼も食が進まず、スーパーから買ってきたサンドウィッチを食べる。午後の時間が空いたので引越しの見積もりを済ませてしまおうと、見積もりを依頼している2社に電話をかけて日程を変更、今日来てもらうことにした。体調も悪いが今日は精神的にも不安定、一時期のように強くはないが不安感があるので安定剤のソラナックスを飲んだら久しぶりにソファで昼寝、が、引っ越し屋が来て起こされる。いろんな意味で冴えない。
精神的不調に陥って楽しみというものがどんどんなくなっていく近頃、唯一の楽しみであるはずのサッカーの試合があるというのに、試合が近づいてもどうにも精神的にダメだ。高揚しない。昨日のように前向きになれない。ひとつには夜になるに連れてまた疲れてダルい感じになってしまったせいもある。8時半からの試合だというのに、観戦中に眠くなりそうな体調だった。
そんなわけでW杯アジア最終予選、オマーン×日本、1-2。試合が始まる前から不安感があったのでなんなのだけれど、事前に伝えられていたようにアウェイの現地の気温の高さがかなり影響していたようで、最近の日本代表の試合の中では運動量、キレともにいまひとつな歯がゆい試合だった。まあ確かに気温差が30度もあるようではバテるだろうし身体も動かないだろうな。全体的にそうだったが、今日は特に本田にプレーのキレというものがなかった。いつものような強引なキープもあまり見られず、その辺も苦戦した原因だろう。内田の代わりに入った右サイドの酒井(宏)は立ち上がりミスが目立つ。いざ試合が始まってみるとボランチの2人、遠藤と長谷部にはマークがつかず、フリーでボールを持たせてもらって、あれ、いいのかな、と思ったが、さすがに本田にだけはマークがついていた。ホームで負けたことがないというオマーン、なるほど全体的にバランスを崩さないで試合をしていた。極端に守備的になるでもなく、極端に攻撃的になるでもなく、バランスを取ってカウンターというオーソドックスな中東のスタイル。対する日本は、暑さのせいか、攻撃だけではなく守備で集中力を欠くというか、ゴール前でボールウォッチャーになってなんかぼうっとしてしまうようなところがあり、そのせいで危うい場面が散見された。失点はフリーキックで、それ以外の決定的な場面はことごとく外してくれた辺りはまだ日本にツキがあるなと思った。決勝点を決めたから言うわけではないが、やっぱり岡崎って味方でいるといろんな意味で心強い。労を厭わない。あれでもう少し決定力があればな、とは思うが。まあいずれにしても今回の試合は条件があまりにも厳し過ぎたので、勝ち点3を獲得出来て結果オーライだと思う。
それにしても体調が悪い。なんか眠いし。さっき、シャワーを浴びる前に挫けそうなところを頑張って筋トレをしたけれど、途中で寝そうになったくらい。なんだかんだ言って癌という大病と抗がん剤治療という苛酷なものを克服して2ヶ月ぐらいか、体力も含めて元の体調に戻すにはまだ時間がかかりそうだ。と、書きながらふと思うのだが、癌を発見する前の体調ってそんなによかったっけ? どうも思い出せない。