微々たる微笑

結局今日は本読めなかった。最近感想書いてないのはまったく読んでないから。有栖川有栖「双頭の悪魔」がずっと途中になってる。

7時過ぎ起床。だんだん早起きが板についてきた。ようやく体調の悪さもなんとかなったようだ。どうやら便通と関係があった模様。宿便が原因だったか。今日は父の五七日、本来なら法要をするのだが、寺に行って線香を上げるだけにした。というのも、この界隈では葬儀の日に五七日の法要をやってしまうのが慣例なのだが、母が入院している事情等もあり、取り止めたのだった。で、二七日にまとめて六七日までの経を読んでもらったことにしたので、父には申し訳ないが、五七日の法要は省略。

例によって精神的に煮詰まってコタツで一眠りした後、夕刻に母の病院を訪ねる。今日は母は病棟の通路のベンチに腰掛けていた。隣に座って話をするが、特に悪くなった印象はないのだが、表情がなく目が死んでいるのが気になる。もう少し笑った方が表情がよくなると話す。話の内容自体は悪くない。現実的な話が出来るし、僕がなんかの計画を立てていると誰かが言っている云々というのも、どうやら夢を見ていると理解出来たようだ。今週外出許可をもらって一時帰宅する予定を看護師と話す。帰り際、母が一瞬、ほんのちょっとだけ微笑のような表情を浮かべ、それが本日唯一の救いとなった。僕はそれがなにやら嬉しくて、そういえば長いこと無沙汰している親戚連中に夜、母の状態が上向いていることを久しぶりに電話で連絡した。叔父や叔母は喜んでいた。

夜はWBCの野球を見てみるが、日本がオランダにコールド勝ちしたこの試合、早々にホームランでボコボコに点が入り、あっという間に興味を失った。

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