これを書いている今現在、物凄くダルい。身体が16トンぐらいの重さがある感じ。風呂に5分浸かるのが重労働、それすら奇跡に思える。生きてるだけで精一杯。
3時就寝、8時半起床。今日も業務はモチベーション低く、3時過ぎに適当なところで切り上げて帰宅。昨夜、阿部和重「クエーサーと13番目の柱」を読み終わったので、ようやっと村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読もうと、帰りがけに町に一軒だけの本屋に寄ったら置いてなかった。唖然。
帰宅してからやたらと空腹を覚えたのでレタスを食べたが、そのうち手が痺れてきて物凄く悲しくなってきたのでこれはどうしようもないと思って意識を遮断するためにソファで寝た。目が覚めたのが6時半だったので2時間ぐらい寝たのだろうか。これで多少は精神面はマシになり、夕食後、思うところがあって昨日のイタリア戦の記事を別ブログに書こうと思っていたのだが、また手が痺れてきてどんどん酷くなり、指が痛くなる。どうにも何か出来る状態ではなくなったのでソファにまた寝転がるが、あちこちが痛くなる。頭が痛くなったり、太腿の裏が痛くなったり。手はずっと強張って痛い。精神由来で自律神経がバカになっているのだと思う。昔で言う自律神経失調症の状態ではないか。これを書いている今も指の特に関節が痛い。何も出来ないのでHとしばらく電話で話す。顔も強張って口が上手く回らない感じ。
いつまでこんな状態が続くのだろう。これでは人間として機能しない。いて。さっきは右だったが今度は左の太腿の付け根が。明日は午後に町内の叔母(父の姉)がさくらんぼを持ってくるというので業務は休むが。もしかしたら弟も来るかも、と言ってるし。
そんなわけで読了した阿部和重「クエーサーと13番目の柱」、どうも芥川賞をさしたる出来のよくない作品で取って以来、冴えない作品が続いていたが、読み始めは今回もまたかと思ったのだが、エンターテインメントとしてはまずまずの出来。後半はスリリングになるので結末がいささか端折った感じでもったいない。こうやってデビュー作からずっと読んでいると、途中から平易な文体に変わってエンターテインメント色が強くなったように思えるけれど、俯瞰して見れば結局のところ阿部は技巧的にストーリーを書くタイプで、物語自体の深みはそれほどないなあと気づく。それとサブカルチャーに拘り過ぎる嫌いも。その辺も技巧に走っている感じがしてしまう。たぶん、ダメな人はまったくダメなのではないだろうか。好き嫌いが分かれると思う。こんな風に書いてはいるものの、僕自身は嫌いではない。ただ、読むのに精神的体力がいるな、僕の場合。新作の「□ しかく」も読むよ、いずれ。
今日の煙草は17本。それにしても疲れる。しんどい。