医者の仕事

2時過ぎ就寝、8時40分起床。最近の習いで明け方トイレに目が覚める。嫌だなあ。その直前はトイレに行く夢見てたし。で、寝直すと、久しぶりに恋をする夢を見た。で、目が覚めるに連れて現実に失望する実に嫌な感じ。そのせいなのかどうなのか、起きてみると昨夜同様、身体が尋常じゃなくダルい。もうどうにもならないくらい。朝から手が痺れてるし。

朝食後、ちょっとどうにもならないのでしょうがないからかかりつけの医者に徒歩で向かう。医者は混んでいて、具合も異常に悪いし待合室の椅子でうとうとしてしまった。名前を呼ばれたのは1時間半後。

で、先日の血液検査の結果は貧血でも内臓でもなし。というわけで、予想通り今の体調は精神由来。それはいいのだが、医者が言うところの考えられる解決法は2つ。1つは自分で工夫する。もう1つは精神科にかかる。精神科にかかると薬が増えるだけ。なので、その自分で工夫するっていうのは何をどうすればいいのかイメージが湧かないんですけど、と僕が訊ねると、それは個人個人によって違うから自分で考えてと。は? で、終いには僕の訴えていることは堂々巡りだと言い、で、私にどうして欲しいんですか、と医者が言う。唖然。体調が悪いので治して欲しいから来ているのではないか。世間話をしに来たわけではない。自分で工夫しろって言うし、内科医の出来ることはここまで云々って、要するに医者の仕事ってなに? 結局のところ、この医者は僕を見放したというわけだ。僕はもう何も言う気が失せてしまった。ただ絶望した。ありがとうございますという意味不明のことを言って僕は診察室を後にし、360円という意味不明の診察代を払ってよろよろと歩いて帰った。

帰宅すると弟が到着していた。もう1時近く、そろそろ叔母が来るので昼食を摂らないで待つと、叔母といとこは仏壇に線香を上げてさくらんぼを置くと、お茶も飲まずにとっとと帰って行った。

病院の母から携帯に着信があり、病院にかけ直してみるとラジオを持ってきて欲しいと言う。僕は体調があまりにも悪いので、昼食後に弟に洗濯物と一緒に届けてもらい、僕はソファで寝込んだ。もうダルくて椅子に座ってもいられない状態だったから。

4時半ぐらいに弟が帰ってきて目が覚めた。その後も人間として行動出来る状態ではなく、弟が向かいの家にさくらんぼを頼みに行ったり、コンビニに行ったりしている間もソファで横になっていて、気がつくともう6時を過ぎていた。なんていうか、意識がほとんどないうちに夕方になった気分。朝炊いておいたご飯は弟と昼に食べてしまったので、夕飯は弟と蕎麦屋に行って食べた。前回と同じく冷たい肉そばを頼んだが、先日は夜中に腹が減ったので大盛りにしたから800円。最近の僕の夕飯ではもっとも贅沢。これがわたくしの現状です、はい。

弟は蕎麦屋から直接仙台に帰っていった。ようやく家の前の側溝の工事がひと段落つき、今日から車庫に車を停める。朝からずっと手が痺れてダルい状態だったが、このままでは今日も何もしないまま一日が終わってしまうし、明日の朝にはメキシコ戦があり、それでは遅いので動かない身体を一念発起させて先日のイタリア戦について別ブログに記事を書いた。もうこのタイミングしかないので。(「イタリア戦をけなす日本人」

まだ手が痺れて痛いし、ダルいな。メキシコ戦、また無理に4時起きすると後が酷いので、8時からの再放送で見ることにしよう。今日の煙草は15本。寝てばかりいたわりには、夜やけくそになったので吸ったな。それにしてもたまたま弟が来てくれて助かった。あ、危うく書くのを忘れるところだったが、弟の話によると、驚いたことに今日から母がまた6人部屋に移されたという。で、もっと驚いたことに弟が病室に入っていくと母が笑っていたというのだ。なので、弟の話によると少し母の状態はよくなっているようだ。

結局昨夜から読み始めたのはトマス・ピンチョン「ヴァインランド」。3度目の挑戦。今の体調ではしゃいだ文体を読むのは正直きついが。


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