頭痛と感傷

なんか、朝起きたときから疲れてる。時間的には十分寝ているのに、寝た気がしない。ダルい。そんなわけでダラダラとしているうちに遅刻。なので、今日は地元で業務。無理しない程度に4時ごろに切り上げたのだが、やっぱり頭痛と悪心、帰宅して一旦回復したかな、と思ったのだが、珍しくNHKの7時のニュースをソファに寝転がって見ているうちに頭痛が。テレビはそのままリビア情勢に突入したが頭痛は酷くなる一方。8時ごろになるともう我慢すると言っても限度があるだろ、というところまで来て、頓服を2錠飲む。で、2時間ほど死亡してなんとか復活したっぽい。

昨夜、寝る前になんとなく自分が書いた長編、「ナイトソングス」の最終章を久しぶりに読んで涙ぐんでしまった。と書くとナルシシズムと思われそうだが、僕の場合、小説を書くのはすべて即興、インプロヴィゼーション、とにかく頭の一行を書いてオートマチックに書く。「ナイトソングス」は長編で脱稿した3作目の小説だが、自分では未完成な思いが強い。それはロクに知らない札幌をネット上だけで取材して書いたせいもあるのだけれど、長くなりすぎないように削った部分と逆に書き過ぎた部分があるせいだ。短編と違って長編の場合は最後にけりをつける、つまり物語を完結させる必要があるので、自ずと書き方は変わってくる。で、どの長編もそうなのだが、わりと最後の方は感情移入して熱くなって書いてたりするので、読み返すとそのときのある種の熱狂が蘇る。そんなわけで書いたときのテンション、センチメンタリズムがぐおーっと来るのだった。

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