救済と洗脳

3日続けて2時に寝て8時40分に起きる。が、生あくびが絶えず疲れが取れなくてまた朝食後に1時間ソファで寝てしまう。どうも8時間近く眠らないと疲れが取れないようだ。

午前中にある人のツイートを読んで、というかそれは母と同い年の某女優の言葉なんだけど、それで少し気が楽になった。ずっと頭に刺さっている棘が完全に抜けたわけではないけれど、ちょっとした救いに思えた。恐らくそれは視点を変えるということであり、あるいはそれはただの言葉に過ぎないのかもしれないが、思考のベクトルが一方向に傾いた僕にとっては違う見方・認識の仕方を示唆するものであり得た。結局のところ、そういうことって一言で言ってしまえば「ものは考えよう」ということになってしまうのだと思うが、その「考え方を変える」というのが一番難しい部分でもある。

夜になってX JAPANのTOSHI改めToshilが12年間に渡って洗脳を受けた話を告白した番組に関するスポーツ紙のサイトの記事を読み、あらましは大体知ってはいたもののざっと読んでもかなり酷い話だと思い、改めてウィキペディアとかで調べてみた。で、件の番組(「金スマ」)をYouTubeで半分ほど見たところなのだがなるほど凄まじい。YOSHIKIが辛くて見れないというのも分かる。傍から見れば典型的な自己啓発セミナーによるマインドコントロールなのだが、疑問を抱いていても人間というのは弱っているとこんな風に引き摺り込まれてしまうものなんだなと思う。

言葉の力っていうのは凄いし怖い。前述ように言葉に救われることもあるし、Toshilのように一切合財を失ってしまったりもする。かつてのToshilと今の僕ではまるで状況が違うけれど、同じように弱っている。それで僕は前述の言葉を自分に言い聞かせようと努力する。刷り込もうとする。自分で自分をマインドコントロールしようとしているようなもの。それはToshilの例を出すまでもなくある意味危険なことでもあるのだが、一番危険なのは棘だ。つまり、恐怖に支配されることである。それが最悪だ。それは僕の人生を台無しにする。それから逃れるためであれば、勘違いした方がよっぽどいいのだ。

というわけで、ある意味人生観を変えるという危険な作業中。元々僕は考え過ぎるタイプの人間だが、このところの僕はあまりにも考え過ぎる。いかにしてそこから脱却するかというのが当面の課題。

今日も日中は暑く、夜は窓を開けると寒いぐらい。昼夜の温度差が凄い。午後2時ごろが暑さのピーク。今日も32度ぐらいになって暑くてどうしようもなく、扇風機を回してソファに寝転んで2時間近くうとうとと放心。四六時中煙草が吸いたくてたまらないのだが、いざ吸ってみるとちっともおいしくない。今日も「ブレイキング・バッド」を少々。窓の外では遠雷。明日は雨かな。


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