遠い勝利

朝寝床で何度か目を覚まし、そのたびにツイッターを見てああ錦織負けてるんだと思ったものの、あまりにも眠くて起きたのは結局9時過ぎ。残念ながら全米オープンの決勝、錦織はストレート負けだったが、これまでの対戦成績云々はともかくとしてまだ先があるのだということなのだと思う。

というわけで親善試合、日本×ベネズエラ、2-2。なかなか勝てないなあ。先発は事前の予想通り、GK川島、DF長友、水本、吉田、酒井(高)、アンカーに森重、インサイドハーフに細貝、柴崎、FW柿谷、大迫、本田。どうでもいいがインサイドハーフって単語をなかなか覚えられない。後半から柿谷、大迫に代わって武藤、岡崎、後半途中から細貝に代えて田中。前半はスコアレスに終わったものの、前回の試合で初選出の皆川がCFとしてまずまずと思ったが、こうしてみると大迫はあらゆる面でレベルが高い。柿谷はそれなりにチャンスはあったが決めきれず。どうも去年から比べると柿谷はトップフォームにないような気が。後半になって試合が動き、まず武藤が素晴らしいシュートを決めて先制したものの水本がPK献上で同点。岡崎のクロスを柴崎が見事なボレーシュートで勝ち越すものの今度は川島が信じられないミスでまた追いつかれて終了。

なんていうかこの2試合、決定的な(個人の)ミスが全部失点に繋がっている。確かにそういうミスからの失点というのはザックジャパンのころからあった傾向ではあるけれど、ここまでことごとく失点に繋がるというのはどういうことか。まあもちろん「決定的な」ミスなのだから当たり前と言えば当たり前なんだけど。

攻撃は前回のウルグアイ戦に比べると随分よくなったように思う。柴崎が入ったことが効いている。個人的に応援している選手なのでゴールを決めたのも嬉しかった。守備も前回の坂井よりも水本は総じて安定していた。PKの場面はいただけないが。森重をアンカーに置くシステムもそれなりに機能しているようではある。しかし、前述のように失点に繋がるようなミスが多過ぎる。それとザックジャパンと比べると全体がコンパクトに保てていないのが気になる。各人の距離、最終ラインと前線の距離が開き過ぎているように見える。これはザックジャパンのサッカーを見慣れているのでそう見えるのだろうか。

個々の選手に関して言えば、細貝がいまひとつフィットしているように見えない。タイプとしてはアンカーの方が合っていると思うのだが。それと本田がFK以外であまり機能していないように見えた。恐らく連係、連動性という部分でまだチームが成熟していないせいだと思うが。個人的には後半田中よりも森岡を使って欲しかったが、交代枠を3つしか使わなかったところを見るとアギーレも何がなんでも勝ちたいという気持ちがあったのだろう。展開的に扇原、松原は使えなかったのは分かるが。しかしこうしてみると今のシステムでは前線の3人のところの競争が半端なく、これで香川が戻ってくれば柿谷ですら選ばれるかどうか危うくなってくる。そういう意味では宇佐美が選ばれるのは当分難しい。武藤がゴール決めちゃっただけに。武藤は得点シーンは素晴らしいのだけれど、ボールを持っていないときの動きの質という意味ではまだ物足りない気が。後半の交代(細貝→田中)を見ると、ゲームメーカーとしてのインサイドハーフは一人でいいと考えているようにも見える。いずれにしても始まったばかりのアギーレジャパン、まだまだ監督の真意は想像の範疇、CB以外のポジションに関しては競争が物凄く厳しいと思う。

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そんなわけで今日は代表の試合を見た以外はほとんど何もやっていないような気がする。幸いにして朝食後の例のソファでの二度寝こそせずに済んだが。一応昼を挟んで2時間半ほどの業務、帰宅後残暑が厳しくへばって眠くなりソファで30分ほどうとうとしてから母のところに行った。日が落ちると急に涼しくなる。というか日中残暑が厳しくて暑くて頭がぼうっとしたと思ったら、南向きの書斎だけ異様に暑かった(という風に感じた)模様。北向きの部屋はそれほどでもなかった。ということは、書斎にベッドを持ち込んで通年書斎を根城に生活しようと思うとやはり冷房を導入しないとダメかも。夜茶の間で試合を見ていて、家具調コタツのヒーターを外し忘れていることにようやっと気づいた。しかしあと2か月もすればどうせ使うのだから放っておくことにしよう。

相場は代表の試合があったのでいつもの5分の1の量でお遊び程度、と思ったら少し甘くしたところ日記を書いている最中にひとつ(普段のヴォリュームの)指値が成立してしまい、さてどうしようかというところ。かといって最近の傾向としてあまり遅くまで起きていられない。

それにしてもなんでこんなに何もやってない感じがするのだろうか。


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