朝、珍しくハードコアな夢を見る。北野武監督的な。最近は小説の中の性描写に嫌悪感を覚えたりするのに、深層心理ではまったく逆なものが潜んでいるということか。面白い夢だったけど。
昨日は例の共同施設に行って日記を更新しようと思ったのだけれど、行ってみたら休館日だった。帰省しての2日間、とにかくよく寝た。昨日とかは朝から具合が悪かったということもあるが、半日ぐらい寝てた。ヒマなのでひたすら本を読む。福永武彦「海市」。で、夜はときおり本を閉じて久しぶりにピアノを弾く。曲でも作るかと思ってラジカセの録音ボタンを押して即興で弾いていたのだが、ラジカセにマイクが付いておらず無駄骨。譜面を書くのが面倒なのでスコアを持ってこなかった。長いこと弾いてないとギターは指が動かないが、鍵盤はそうでもない。元々そんなに弾けるわけじゃないので。
例によって名物の冷たい肉そばの昼食を摂り、昼過ぎの新幹線で帰る。米沢の辺りから眠り、目が覚めたら宇都宮で、福島県を通過する間は意識がなかった。山形から戻ってみると、この街は何もかもぎゅうぎゅう詰めになっているように見える。たかだか2泊の帰省なのに、世界に違和感を覚える。そういえば帰省している間は頓服を1錠も飲まなかった。で、この街に戻ると手が痺れる。要するにこの世界自体にストレスを感じているのか。いずれにせよ、いろんなことがどうでもいいように思える。何もかも同じことなのだ、という感じ。