冬の到来

火曜日。

9時15分起床。雨の音がしていた。階下に降りるときに外を見ると、外は雪景色ではなかった。ただ雨が降りしきっていた。

雪は昼前から降り始めた。結構な勢いで降っていた。ああとうとう冬がやって来たのだなと思う。実際今日は寒かった。日中何をやっていたのか、あまり記憶がない。つまり、記憶に残るようなことはしていない。午前中は相場の指値を置いたりしていたのだとは思うが。いずれにしてもほぼ何もしていない。と思う。

ああちょっと思い出してきた。午前中は台所でノートPCに向かい、午後は書斎にいた。雪は降っているものの積もる感じではないので隣町の菓子店に茶菓子を買いに出かけてみた。すると、叔母の家近くの小さな菓子店は閉まっており、何やら貼り紙がしてあった。どうやら閉店したっぽい。今思えば車を降りてちゃんと貼り紙を読めばよかったと思うのだがそのまま引き返し、スーパーとホームセンターに寄って買い物をして帰る。ようやっと蛍光灯を買った。道路脇の表示を見ると外気温は0度だった。どうりで寒いわけである。帰宅すると近頃冷え性っぽいせいもあって寒くてしょうがなくなり、気絶覚悟でコタツに移動して円城塔「Self-Reference Engine」を読んでいたのだが案の定気絶。

昨夜指値していおいたものが深夜寝ている間に成立していて、夕飯後に母のところに行く前に決済。簡単に日当が出た。今考えてみると夜まで引っ張ってもよかったのだがそれは結果論。今日の午前中に置いた指値はまったく届く気配がない。いずれにしても夜は手の出しようがない感じだった。

今日の母は口数が物凄く少なく、僕が何か問いかけても返事もしないので終いには痺れを切らして少々説教してしまった。そういうことでは駄目だということは重々承知しているのだが、どうにもストレスに弱い。こういうときはひたすら我慢しなければならないのだった。一時の感情に流されては駄目だ。

そんなわけで夜は相場をやるわけでもなく、だらだらとYouTubeを見たりhuluを見たりして過ごす。しばらく台所にいると書斎の室温は9度とかになる。暖房をつけっ放しにしないととてもやってられない寒さ。予報によると明日の最高気温は5度、今日より寒くなる。雪のマークが延々と続く。

今日YouTubeで発見したカナダのファンクバンド、KC Roberts & the Live Revolution。

このバンド、ライブの映像も見たが無茶苦茶カッコいい。KC Robertsやたらとギター上手い。

アマゾンからようやっとカズオ・イシグロの短編集「夜想曲集」が届いた。円城塔があまりにも頭でっかちで理屈っぽく退屈なので鞍替えしたいところなのだが、一度途中で投げ出した本なのでここは我慢して最後まで読むべきか。中高生のころは創元推理文庫とハヤカワ文庫でSFばかり読みまくったのだが、なんか近頃はSFが苦手になってきている。


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