1月31日、土曜日。
夜になってちょっとした事件(いや、ちょっとしたというわけでもないのだが……)が起こってバタバタしてその顛末を書き始めたらやたらと長文になってしまったのでfragmentsの方に更新(「BS事件 ―超常現象風味―」)。それを読んでもらえれば分かるのだが、今日はオーストラリアが韓国を破って初優勝を遂げたアジア杯の決勝を見れなかった。
ともあれ、今朝も8時過ぎという想定外に早く起きてしまった。朝食後に玄関を開けて出てみると除雪車が入って雪の塊を置いていったので雪かき。予報では雪だったが朝から午前中にかけては雪は降っておらず、結局不本意ながら業務へ。2時近くまで煙草銭を稼ぐ。帰宅するころには雪が舞っていたが、湿気が多くすぐに融けて積もる気配はなかった。なので帰宅後に特養に電話をして(いまだに面会再開の連絡を受けていないので)確認後に母の顔を見に行った。
今日も静養室で面会。母は変わらず落ち着いていたのだが、暖房のせいでまたもや物凄く眠くなってしまい、1時間もいられずに帰宅。情けない。近頃まったく暖房というものに弱い。帰宅後はアジア杯が始まるまで台所で本を読んでいたのだが精神的に煮詰まる。なかなか本を読んでも文章が頭に入って来ないし、かといって何か他のことが出来そうな気も全然しない。あまり効果が感じられないし記憶力と判断力が落ちると医者に言われたので安定剤を飲まずにいたのだが、かといってそれで何かが改善された気配もなく、まったくもって僕は煮詰まっていた。そこに前述の事件が起こった。
まったく、ほんのちょっとした思い込みで世界の見え方が変わってしまう。それに、改めて自分が感情をコントロールすることがなかなか出来ないということに気づき、唖然とする。人間はもろいなあと思う。そして、それが世界をもろくする。