サプライズ

2月3日、火曜日。

今日驚いたのはアギーレ解任(契約解除)の報。告訴が受理されたこを受けて。考えてみれば十分に予測出来たことなのだけれど、気分的には突然というか急転直下という印象を受けた。正直言ってアギーレはそんなに悪い監督ではないと思うしもう少し見てみたかったが、裁判に通いながら監督を続けるのはやはり無理というものだろう。だから今回の決定は当然といえば当然。気になるのは後任だ。いろいろ噂に上ってはいるけれど、そう簡単には決まらないと思う。個人的にはザッケローニにもう1回やって欲しい気がするのだが。W杯で結果を出せなかったし、采配の問題とか失点の問題とかはあるけれど、上手くはまったときのザックのサッカーは面白かったし見ていてわくわくするものがあった。それに、現在の日本の選手を把握しているというメリットも大きい。名前が挙がっている中ではストイコビッチはどうかなあと思う。正直よく分からない。名古屋時代にそんなに成績よかったっけ? どういう戦術なのかいまひとつ分かってない。日本人では城福ぐらいかな。ただの印象論だけど。岡田で守備的なサッカーに戻るのはなんかつまらない気も。

9時ごろ起床。今日は雪は降らなかった。助かる。朝食後、相場のポジションを成行で持った。それから今日もなんとなく業務へ。2時半ごろまで。明日(というか日付が変わったので今日だが)父の命日なので花を買って帰る。

帰宅すると、朝持ったポジションはストップを食らっていた。これですっかり調子を崩してしまう。後で分かったのだが、オーストラリアが金利を下げたのが原因だった。サプライズと言えばサプライズで最近こういうの多い。ここからちまちまとポジションを取りまくるという、ある種の状態に突入。どうもスキャルピングは性格的に向いてないっぽい。どたどたとストップを食らいまくる。気がつくと夜までやたらとポジションを取りまくっていた。もはや大敗は確定、すっかり自己嫌悪に陥る。ところが夜の10時ごろになって突如としてユーロ買いが始まり、半分ぐらい取り戻したのだけれど、ちびって早く決済し過ぎた。ここまで上がるとは思っていなかったので。何が起きたのかと思ったらギリシャ関連だった。今日はここまで相場が動くとは当初思っていなかったのでびっくり。結局今日は朝方考えていた方向で大体合っていたのだが、ストップを食らったことで動転してしまい、相場観が二転三転して訳が分からなくなってしまった。

相場でボコボコにされて気落ちした夜、父のことを思い出す。今さらながらもっと親孝行したかった。父は本当に優しい人だった。徹頭徹尾僕に甘かった。僕はその期待をことごとく裏切ったし、長いこと薬でブレていたとはいえ、とことん駄目な息子のままだった。結果的には、父にとってただの放蕩息子で終わってしまった。それがとにかく残念だ。父と行った町外れの人造湖はいい思い出だ。僕に出来ることは仏壇の脇に花を飾って、父のことを思い出すことぐらいだ。葬儀では父がかけてくれと言った、僕が昔プロデュースした般若心経のアンビエントハウスのCDをかけた。父は喜んでくれただろうか。

パパ、本当にごめん。

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