2月28日、土曜日。
9時過ぎに起きるとさすがに二日酔いは治まっていた。当たり前である。今日まで続けば三日酔いになってしまう。昨夜は0時半過ぎに寝たので8時間以上寝たことになる。しかし二日酔いじゃないというだけで気分が全然違う。実に気が楽だ。業務に行って無駄足になったけど、それでもどこか気分が違う。帰宅後、午後は相変わらず煮詰まるが、何をしたらいいのか分からなくなると台所の拭き掃除をしたり洗濯をしたり。「白夜行」は陰鬱な話なので敢えて続きは見ない。いずれにしても、人間というのはつくづく気分で生きているものだなと思う。
今日から母の面会は通常通りに再開。6時半に面会に行く。食堂(ホール)にいないので部屋に向かおうとすると、トイレにいると職員が言うのでソファに座って待っていると母がやってきた。それで母の顔を見て驚いた。まるで別人のようだ。つい三日前に会ったときも悪くなかったが、今日は見違えるようにいい顔をしている。ここに写真を載せられないのが残念だ。一昨年統合失調症を発症して以来、こんなにいい顔の母を見たことがない。特養に移ってから、歯のことを気にしていてどこが口元のバランスが悪く、調子の悪いときはたびたび書いているように目つきに出るのだけれど、今日は口元もすっきりして目はぱっちりと開いていた。本当にぱっと見別人のように見えた。これは統合失調症がよくなっているのだなと思う。逆に言えば統合失調症は顔に出るというか。いずれにしても、これだけいい顔の母を見たのはいつ以来か、実に嬉しかった。正直言って昨日の二日酔いの影響で最近生きていてもいいことがないなと思っていたのだが、今日は母のいい顔が見れただけで十分と言えるぐるいの喜びを覚えた。
風呂上りの今はネットでドルトムント対シャルケのダービーを観戦中。実に面白い試合だが香川と内田が両方先発しているのでどちらを応援しようか迷う。香川はパスが素晴らしく好調に見えるが相変わらずシュートが枠に行かない。
そういえば午前中、母の面会が再開したことを連絡しようと町内の叔母(父の姉)に電話をしたら、先日来体調を崩しているといとこから聞いていたのだが転んで背中を骨折していたと聞いて驚く。もう退院したらしいが背中を骨折って。大丈夫なのだろうか。明日見舞いに行った方がいいかなと検討中。