なし崩し

4月8日、水曜日。

9時半過ぎ起床。昨夜寝たのは1時半だから、8時間ぐらい寝たことになる。昨日に引き続き今日も寒い。今日は全国的に寒かったようで、千葉で雪が降ったらしいので驚く。山形は晴れていた。

せっかく順調に減っていた煙草だが、今日は増えてしまった。現時点で14本。何故だろう。本数が増えないように業務にも行ったのだが。しかし、考えてみれば煙草を吸い過ぎないように業務に行くという考え方自体、煙草を吸うものと思っているのだからしょうがない。煙草のせいで体調が悪いとある意味思い込んでいるわけだけど、身体のあちこちが調子が悪いような気がして、それがいちいち気になる。例えば歯だとか、首の付け根辺りだとか、胸だとか、そこら中がちくちくと痛む。それが全部煙草のせいというような気になってしまっている。終いには、最近とみに視力が落ちて目が悪くなったなあと思っているのだが、それすら煙草のせいではないかと思っていて、これではまるで強迫性障害である。実際、日中左目がかすむ気がして物凄く気になり、この町で一軒だけの眼科に初診を受けるにはどうしたらいいのか問い合わせの電話をしたぐらいなのだが、目がかすむと思ったのは実はメガネが汚れていただけという、ちょっと笑えない話になっている。

こんな風に体調に関して妙に神経質になってしまってストレスが溜まり、それで煙草を吸ってしまうという本末転倒な感じ。一体どうしたら煙草を止められるのか、禁煙出来るのかと考えるに、要するに吸わなければいいだけということに気づくのだが何しろそれが途轍もなく難しい。ように思える。頭の中でぐるぐると渦巻いている煙草を吸いたい吸いたいという欲求をどうやって抑えればいいのか。

とにかく感覚的にというか、体感的に日に日に身体中のあちこちが具合悪くなっているような気がする。そういうものは以前だったらいちいちそれほど気にしなかったものが大半で、多分に被害妄想的になっているのだと思う。

体調に対して過敏になっているとあらゆることにストレスを覚える。毎日母のところに行くのもしんどくなってきた。今日は母がぽつりと子供たちの世話にならないために老人ホームにいなければならない、というようなことをこぼしたのでいたたまれなくなり、どうしても我慢出来ないようだったらうちに帰ってこいと言ってしまった。本当にそうした方がいいのかもしれないと思った。多分にそれは現実的に無理があり、僕という個人の生活が成り立たなくなるかもしれないが、それでも僕が無理をすべきなのではないだろうかと思った。胸が潰れる思いで母のところから帰る。

夜になって相場をやるのにも疲れて、途中でもういいやと早々に利食いしてしまう。後になって早まったことに気づくのだが。

いろいろ少々投げやりになり、そういえば契約しているhuluを先月はほとんど見なかったことに気づき、ドラマ「Utopia ― ユートピア ― 」の1話を見た。オフビートでエキセントリックで非常に面白い(先が読めない)のだが、続きはもう少し精神的に余裕のあるときに見たい。

明日の朝はゴミ当番なので今夜は早く寝ようと思っていたのだが、これから寝床で本を読むと昨日と同じぐらいの時間になりそうだ。そういえば今日も安定剤を1錠飲んでしまった。なんかいろんなことがなし崩しになっていく。

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