禁煙宣言

4月10日、金曜日。

本日午後6時27分に吸った6本目の煙草をもって、禁煙することにした。台所の煙草と灰皿を片づけ、書斎にある煙草を全部引き出しの中にしまった。それから、ツイッターとフェイスブックで禁煙宣言をした。

もう体調的にどうにもならなくなったのである。正直言って、これ以上は身の危険というか、生命の危険を感じた。動悸と息苦しさが酷過ぎて。もう禁煙してから6時間ぐらい経つが、まだ動悸と息苦しさは治まらない。いろいろ調べてみて、先日亡くなったレナード・ニモイの死因でもある、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の可能性もあるなと思った。ウィキペディアには「死より恐ろしい病気」と、まるで客観性を欠いた(いささか無責任な)主観的表現で書いてあり、かなりぞっとする。とにかくここまで危機感が募るとさすがに放置しておくわけにもいかず、来週の火曜には病院の呼吸器内科に行こうと思う。

禁煙宣言をした直後からストレスで肩が物凄く凝って、終いには頭痛までしてきた。母のところにも長くいれなかった。ずっと心臓がどきどきして、今にも死んでしまうのではないかと気が気ではなかった。夜になって夕飯をなんとか食べると肩凝りは少しマシになったものの動悸は酷くなる。身体がしんどいのでなんとか吸わないで我慢出来そうだと思っていたのだが、動悸がして精神的にストレスを感じると今までの習慣で闇雲に煙草が吸いたくなる。頭の中に「ストレス=煙草」と刷り込まれている。そこをなんとかこらえられたのはそれだけ体調が悪いということであってあまり喜べない。胸が詰まる感じがしてときどき軽い痛みすら覚える。息苦しさが抜けない。

とりあえず危機感から発した禁煙宣言、正直言って何日どころか何時間続くかと思っていたが(失敗したらそこからまた禁煙を始めればいいと思っていた)、どうやら今日は無事我慢出来そうだ。問題は明日の朝、朝食後を我慢出来るかどうかだが、正直言ってこの息苦しさでは吸いたくても吸えない。

最後に吸った煙草(今のところ)は、やっぱり美味しくなかった。最後だと意識して味わおうと思ったのだが、それでも美味しくなかった。

明日は父の三回忌、それで今日の午後に隣町の叔母(母の妹)が花を持ってきてくれて、茶菓子まで買ってきてくれた。弟も花を買ってくるというので、とりあえず僕が買わなければならないものはない。準備は一通り済んではいるが、あまりにも体調が酷いので無事こなせるかどうか少々心配になる。それだけ動悸と息苦しさが酷い。かなり深刻。禁煙という一世一代のことを成し遂げられたとしても、それではい健康ですというわけにもいかないので。何しろ35年も吸い続けてきたのだから、実際問題として今日止めたからどうの、ということはないと思うものの。

ああそれにしても動悸が酷い。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク