今そこにあるような気がする危機

5月4日、月曜日。

夜になって久しぶりの雨。外は気温が下がり涼しくなる。

3時半就寝の9時16分起床だから、最近にしては睡眠が足りないがそのわりには途方もなく眠いということもなく、昨日一昨日のように異様にダルいというわけでもなかった。そういうこともあって昼前に散歩に出た。例の橋まで。外はうだるような暑さだった。途中、地元名物の冷たい肉そばの有名店、一寸亭本店は連休の昼時とあって長蛇の列をなしていた。橋まで辿り着いて腰を下ろして煙草を一服するも日差しが焼け付くようで、じっとしていても消耗する気がする。ようやく腰を上げて帰途に就く。いつの間にか脇の下に汗をかいていた。帰り道で母の友人とばったり会って少々立ち話。

にわかには信じ難いが、この小一時間の炎天下での散歩のせいなのか、午後になってまた具合が悪くなる。台所で今日もジャズギターの練習をしていたのだが気分が悪くなってどうにも疲労困憊している感じが抜けず、ソファで1時間ちょっとうとうとする。6時半ごろに母のところには行ったものの、自分でも顔が青ざめているような気がするし、すっかり具合の悪い人と化していた。そんなわけで食欲もなく、帰宅後の夜に缶詰と温めたご飯で申し訳程度の夕飯を済ませる。もっとちゃんとした食事を摂って栄養をつけなければならないと分かってはいるのだが。

こんな具合に、連日午後から夜にかけて体調が悪くなる。特に夕方はただの病人。それが、不思議なことに夜が更けてくると少しずつマシになる。一体どういうサイクルなのかよく分からない。とにかく、夜はまたジャズギターの学習サイトを見ながらギターの練習。ところが、まだ確かに2日目だけれどジャズギターってなんとも難しい。僕は結構弾ける方だとは思うのだけれど、それでもサンプルとして挙がっているアドリブ例を弾くのに四苦八苦、スケールもフレーズもなかなか覚えられない。そんなわけだからだんだんストレスが溜まってきて煙草ばかり増える。あまりにも巧く弾けないし覚えられないのでいらいらする。このままでは「ジャズギターうつ」になってしまうのではと心配になってくる。突然ギターの練習を始めたものだから、そっちの方ばかりに頭がいって相場も二の次になってしまう。まあ今日のところはよく分からなかったのでいずれにしても様子見と思ってはいたが、ロクにチャートも見ないし身も入らない。こんなことでは食えなくなるという危機感を覚える。どうも生きている間には弾けるようになりそうもないジャズに現を抜かしている場合ではないのではないか。少なくとも日中は一日のスケジュールを組もうという意志はあったのだが、なし崩しに体調が悪化してしまったのでそれもままならず。

ところで、昨夜初遭遇したゴキブリだが、今朝方トイレから出てきたところをスリッパで撃退した。たぶん同じゴキブリだと思うが、やけに動きが遅かったのだった。ゴキブリというものは一匹見つけると何十匹もいると言われているが、はて。何しろこの二年ちょっとで初めて見かけたのでなんとも。

しかし、この日中病人というか廃人になってしまうパターン、なんとかしなければ。感覚としては過度に疲れて具合が悪くなるという感じなので、体力をつけなければと思い、今朝のように少しマシだと思えるときに散歩したわけだけれど、そうするとまた極度に疲れるというのではどうにもならない。これではいつまで経っても疲れ果てて体力がつかないことになり、かといって何もしなければどんどん体力が落ちるのは目に見えている。何やらネガティブなサイクルにハマっているような気がするのだが。

相変わらず腰は痛いし。煙草は昨日19本に達し、また20本に戻ってしまいそう。いろいろ危機感を覚える。

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