5月15日、金曜日。

昨日寝不足だったので今日は十分に睡眠を取りたかったのだが、朝ドアチャイムの音で起こされた。時間を見るとまだ7時45分。一体何事かと降りていくと、なんと町内会費の集金。さすがに唖然として腹が立った。いくら田舎とはいえいくらなんでも非常識、みんながみんな早起きだったり同じリズムで生活しているわけではない。寝るのが遅いので今度から9時過ぎにしてくださいと不平を述べると盛んにすみませんと頭を下げていたが、実際問題として夜勤で昼夜逆の人とかもいるわけだから少しはその辺を考慮してもらわないと困る。

というわけで寝床に戻り寝直して結局10時ごろに起きたのだけれど、どういうわけか朝から疲労困憊している。全身に乳酸が溜まっている感じでダルい。あまりにダルいので相場で頑張る気力もなく、というか今日はそもそも流れが掴めず様子見、起きた時間が時間なので気がつくと昼を過ぎていて午前中何をやっていたのかまったく思い出せない。たぶんほとんど何もしていないのだとは思うが。

外は天気がいいので遅い昼食を摂る前に久しぶりに散歩に出ることにした。どうにもいつもの散歩コースは気が進まなかったので、一昨年母と散歩した住宅街の方に歩いてみた。歩き始めると外はうだるように暑く、汗をかいた。住宅街の中の公園で一服すると、カッコウが鳴いてクマンバチが飛んでいた。母と歩いたときは見つけられなかった親戚の家を確認して、帰りは少し遠回りをして小学校の前を通って帰宅。コンビニの向かいにあるはずのネットで調べた喫茶店の場所には美容院しかなかった。喫茶店から転業したのだろうか。

まったく情けないことに、このたかだか45分ばかりの散歩が響いたのか、その後膝に来る。膝が痛くてしょうがない。恐るべき体力のなさ。まさに老人並みである。この程度でへばるようでは、一体どうやって体力をつけたものなのか途方に暮れる。

3時ごろに事前に電話して静養室で母と面会。今日の母は比較的表情がよく、最近の中では調子がいいように見えた。母は自分の記憶が覚束ないことを盛んに嘆く。帰り際に職員と少し話したところ、インフルエンザの患者が出たための面会制限は早ければ明後日の日曜日には解除されるかも、ということだった。

夕方になって雷が鳴り、夕飯を食べるころには激しい雨になった。相場をちょびちょびやってみるがどうにも傾向が掴めず。結果的には夜になって早々に切ったポジションをそのまま持っていればと臍を噛むことになったが、これで同じようなことは今週二度目。しかしながらギャンブルをやっているわけではないのでこれはこれでしょうがない。

朝からずっとダルいし途中から膝にも来ているので夜になっても何もやる気が湧かない。体力もないが気力というものもまるでなく、さながら人生を楽しめない病にかかっている。要するに抑うつ状態なのだと思う。今日も夜になって安定剤を1錠飲んでみたけれど、相変わらずさっぱり効果がない。以前今かかっているのとは別の精神科医が言っていたのだが、薬を飲んだり飲まなかったりというのが一番よくないという話だったけれど、かといって向精神薬を継続的に飲む気にはどうしてもなれず。以前の経験から副作用と離脱症状ばかりが気になって。かといってここまで人生を楽しめない状態が続くのも困る。

このところまるで映画やドラマを見る気にもなれなくて、契約しているもののhuluもちっとも見なくなっていたが、夜になって久々にドラマ「Utopia ―ユートピア―」の続きを1話だけ見た。やっぱりどこか余裕がないというか集中力がないというか、今一つ十全に楽しめない。

それにしてもすっかり暖かくなった。いい季節なのだから何か気分転換の手段を考えたい。それと、やっぱり体力をつけないと。

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