取り残されて

5月29日、金曜日。

2時過ぎに寝たのに8時14分に起きてしまった。というのも、なんだかすんなり二度寝ができそうになかったからなのだが、案の定朝食後の眠気が凄い。どうにもならないのでソファで一眠りすることにしたが、またしても昼過ぎまで寝てしまった。2時間半ぐらい寝たのか。午前中このパターンで寝込んでしまうのはここ最近これで三度目だろうか。いずれにせよ、こういうときは眠気は取れるものの決まって調子が悪くなる。今日もそうだった。

とにかく異様にだるくてしょうがない。よって、午後はほとんどソファに寝転がって宮部みゆき「ソロモンの偽証」を読み続ける。現時点で5巻の後半まで辿り着いた。このまま一気に読み終わりそうな勢い。そろそろ次の本が心配になってきた。

体調が悪いので相場の流れは読んで指値はしておいたものの、結局様子見に徹する。結果的に読み自体は当たっていたものの、とにかく体調が悪いときは無理しない。気がつくと今週はほとんどエントリーしていない。

午後からはTシャツ1枚で裸足、すっかり夏になってしまったような感じ。実際暑い。とにかくだるくて身体が重いし気分もすぐれないので母のところに行けるかどうか心配ではあったが、夕飯を食べると少しましになったので7時ごろに顔を出す。今日の母は僕が顔を見せると「来た」といって顔をほころばせたし話すことも大丈夫ではあったが、目つきが少々怪しかった。帰りがけにスーパーに寄って買い物をして帰宅。

夜はちらちらと相場を気にしながら、ときおりギターをちょろちょろと弾いたり、「ソロモンの偽証」の続きを読んだり、なんか落ち着かない。

午前中ソファで寝込んでいる間に鹿児島のなんとかという島で噴火があったり、夜になって汚職事件で揉めているFIFAの会長選挙があったり、かと思うとキューバのテロ支援国家指定が解除されたり、知らぬ間に世の中が目まぐるしく動いている気がする。それはつまり、自分が世界についていけていない、世の中から取り残されている感じだ。結局のところ、今週はここまでひたすら体調が悪い、具合が悪いと言っているうちに過ぎているような気がしないでもない。

日中に比べると夜の体調は大分ましになったので、風呂に入る前にダンベルとスクワットを少々。世の中についていくにはまず体力をつけないと。

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