7月の憂鬱

7月1日、水曜日。気がつくと7月、もう今年も半分が終わっている。

8時台に目が覚め、またもや工事の音が聞こえていたが今朝は二度寝に成功、9時過ぎに起床。二度寝のときにもうかれこれ二年以上連絡が取れない年上の旧友、I泉さんと話をする夢を見た。声だけで姿は見えなかった。

二度寝して7時間は睡眠を取れたと思ったものの、どうも朝から頭が重い。頭痛すれすれの感じ。あくびも出るし眠気が残っているようで、寝過ぎなのだろうかとも思った。二度寝している最中寒かった記憶があるので、もしかしたら風邪気味なのかとも頭をよぎる。実際朝は涼しく、昨日の予報によると今日の最高気温は23度だということだったので。

後半の途中から女子W杯準決勝、アメリカ対ドイツを見た。ドイツがPKを外したあとから。結局アメリカはPKを決め、さらに追加点を取って2-0となり、リードを許してからのドイツは攻撃が真ん中に偏り怖さがないし点を取れそうにもなかった。そのまま試合終了、アメリカが決勝進出。見始めたときはレベルの高い試合だなと思ったが、ドイツの終盤の攻撃が工夫がなかったのにはがっかり。

午前中はずっと雨。午後になって雨は上がる。

いつまで経っても頭がすっきりしない。午前中から相場のポジションを取ってみるが同値決済、どうも頭がぐだぐだだし相場自体もよく分からない。だんだん何もかも嫌になってくる。何もできる気がしないので午後になってソファで小一時間ほど昼寝してみたが、例によって昼寝後はかえって調子が悪くなり気分まで悪くなってきた。どうにもこれは体調云々というよりも抑うつ状態のようだった。頭がまったくいい方に回らないのである。何もできる感じがせず、どうにもこうにも煮詰まった。そんなわけで、今日は夜にU-22日本代表の親善試合があるということもあって、3時半ごろに母のところに顔を出すことにした。外に出てみると思ったほど気温が低いわけではなさそうだった。

今日の母は目つきがよく、表情も穏やかだった。むしろ自分の方の調子があまりにも悪い(特に精神状態)ので、母の部屋で安定剤のレキソタンを1錠飲んだ。すると今日のところは少しばかり効いたようで、まるで頭に栓をしたような感じだったのが若干楽になった。

母のところから戻ると相場でちょっと利食い。夕方油断していると指値が成立する音がして、一気に串刺し、ストップを食らってしまった。そろそろ夕飯の準備でもしようかとブロッコリーを茹でているときだった。ツイッターを見ると誰かの発言に反応したらしい。急激なユーロ買いが入った。しょうがないので逆張りでポジションを取り、サッカーの試合が始まる前までに利食いしてトータルプラスにはできた。

夕食後は親善試合、U-22日本代表対U-22コスタリカ代表の試合を見る。8人まで交代が認められる親善試合ということで、後半はメンバーががらっと入れ替わりすっかり練習試合モードになってしまったが、前半は面白かった。このところ女子のサッカーを見ていたので男子のサッカーはスピードも精度も高い。先発はこの年代のほぼお馴染みのメンバーではあったが、前半の日本は非常に出来がよく見事な崩しを連発、相手ゴールキーパーの好セーブもあって1点に留まったがほとんど決まったかに思えたチャンスが何度もあった。今日の収穫は本日まで不勉強でまったく知らなかった左サイドバックで先発した亀川(福岡)。非常によかった。このチームの生命線はやはり中盤で正確なパスを出すキャプテンの遠藤(湘南)、前線での中島(東京)野津田(広島)の3人だということを改めて確認。そこに亀川や右サイドの前田(松本)、18歳の井手口(G大阪)らが効果的に絡んでいた。後半になってコスタリカはシステムを5-3-2に変更して反撃を試みるが次第にダレてくる。あとは選手をとっかえひっかえという試合になり、そんな中で途中出場の金森(福岡)がゴールを決めて2-0で試合終了。コスタリカがどんどんグダグダになってしまったということもあるが、危なげない完勝という印象だった。ただ後半から入った日本の攻撃陣は点を決めた金森以外は先発陣に比べるとトーンダウンする感じは否めず。遠藤と中島、野津田を交代させるとばらばらな感じになってしまい、いかにこの3人に依存しているかという印象も否めなかった。ただ、以前からこのチームの試合は見ているが、今までと比べると随分といいサッカーをするようになったと特に前半を見て思った。スピードと精度が上がったように見えた。コスタリカは後半バラバラになってしまったが球際を厳しくくるチームではあったので、決して弱いチームではなかった。日本の方がいいサッカーをしたということだ。とまあそんなわけで、なんとなくこのチームにも期待してしまうのだが、果たして本番のオリンピック予選ではどうなのだろうか。今日の先発メンバーならかなりいい試合ができることは分かったが。

気がつくと母のところで安定剤を1錠飲んで以降は極度に精神的に煮詰まった状態からは脱したような気がしたものの、サッカーを見終わった夜はもう相場をやる気力はなかった。映画でも見ようかと思ったがそれもできず、ちょろちょろとギターを弾く程度。どうにも今日は終日抑うつ状態だったようである。最近体調の悪さに気を取られて自分がうつ病であることを忘れがちになっているが、どうも体調の悪さも精神由来、心因性の部分が多分にあるようだ。結局のところ、いまだに僕はうつ病という状態から抜け出ることができないでいる。

明日の朝は8時からなでしこの準決勝、イングランド戦がある。一応録画予約はしておいたもののできれば生で見たい。起きられるだろうか。早めに寝る努力はしようと思う。

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