二の腕

7月6日、月曜日。

アラームをかけておいたけれど7時の寺の鐘で目が覚めた。さすがに眠かった。

女子W杯決勝、日本×アメリカ、2-5。この試合に関しては今日一日散々語りつくされているだろうから、スコア以上に語ることはあまりない。もちろん、最初の16分で4点をボコボコに取られたのはさすがに驚いた。ロイドのハットトリックというのも。しかしながら見ている僕ら以上にやっている選手たちの方がショックだったろうし、正直このペースではどれだけ差がつくのだろうと思って見ていたのだけれど、2点を返したのは立派だったというしかない。2点目を取ったとき、もしかしたら追いつけるかもとちょっと頭をよぎったし。結果的にはロイドの得点分だけの点差で負けたことになり、どうにもロイド一人にやられた感がなきにしもあらず。最初立て続けにセットプレーから得点を決められたときにはセットプレーに対する守備が甘過ぎると思ったが、夜になってリプレーを見てみると、1点目はロイドがペナルティエリアの外から猛烈な勢いで走り込んでピンポイントで合わせており、これはアメリカの攻撃が見事だったとしか言いようがない。結局のところ、事前にも思っていたがアメリカの方が力が上だったということだ。凡庸な感想ではあるけれど、なんにせよW杯で準優勝、2大会続けて(五輪も入れると3大会続けて)決勝進出というのは凄いということに尽きる。たとえ組み合わせに恵まれたとしても。W杯での成績が6勝1敗なのだから。次の五輪も決勝という声が多いけれど、こうしてみると今のなでしこはまだまだ足りないところが多いと思う。どう毎試合安定した試合ができるか、どう世代交代するか。

眠気はハーフタイムに一度ピークに達した。試合後はしばし呆然として眠気は一旦治まったかに見えたのだが、そのうち力が抜けてくるとまた眠くなってきた。書斎のソファで毛布を被ると、2時間近く寝て夢を見た。夢には弟と母がでてきた。夢の中に出てくる弟はいつも若い。ということは自分も若いという夢なのかと思うと、母は現在の母のようである。このところの習いで、夢の中でもこれは夢なのだと認識している。

昼寝から目が覚めると1時を過ぎていて、何やら暑かった。その後は相場と格闘する。で、途中からペースを掴めなくなり、いわゆる状態に突入してしまった。そうなると判断がつかなくなる。気がつくとただ右往左往して振り回されていらぬ損切りを繰り返すという悪循環に陥る。6時を回ったころにようやくポジションを一旦手仕舞いし、頭を冷やすために歩いて母のところに行く。母はいろんな意味で何かと覚束なくなっている。なぜかやたらと腹が減った。帰り道、とぼとぼ歩いていると雨粒がぽつりと落ちてきた。

帰宅後、あまりにも腹が減ったのでレトルトのカレーで慌ただしく夕飯を済ませる。その後、気を取り直して相場。しかしやはり今日はよくわからなかった。ギリシャ問題のせいでそれはあらかじめ予想されたことだった。今日は様子を見るべきだったようだ。

それはそうと、今日は朝から左の二の腕が冷えてしんしんと痛むような気がして一日中気になった。昼寝から目が覚めて身体は暑いと思っても二の腕だけは冷えたまま。結局これを書いている今に至るまで左の二の腕の冷えは治まらず。それと、昨日から酷い肩凝りも取れない。真面目な話、腕だけが冷えているので気味が悪いし始末が悪い。一体これは何事かと思う。たぶん昔でいうところの自律神経失調症のようなもの、自律神経の異常ではないかという気がするのだけれど。身体は暑いのだから寝るときは腕を布団の外に出して寝るのでどうしようもない。

今日はストレスで煙草ばかりが増えた。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク