7月8日、水曜日。
今朝も7時台に目が覚め、二度寝三度寝して夢を見るというパターン。可愛いお嫁さんを手にするといういい夢を見たまではよかったのだが……。
昨夜目をつむって含み損を抱えたまま持ち越した相場のポジションは、朝見るとプラスに転じていた。ここで利食いしておけば何の問題もなかった。ところが朝食後みるみる様相が変わって同値決済。何が起きたのかと思ったら、ギリシャ問題ばかりに気を取られていたら中国株の暴落だった。これが事態をさらにややこしくする。ドル円を売っていれば済んだ話なのだがわざわざ難しい方のユーロドルにばかりポジションを取り、今日は丸一日相場をやっていたのだが終日翻弄されてボロボロに。疲れ果てた。結局乱高下に振り回されて損切りしまくった分の大敗。というか今週3日続けて大敗して大変なことになっている。いまさらだがなんで中国の株バブル崩壊に今日まで気がつかなかったのかよく分からない。ツイッターをマメに読む余裕もなかったということなのか。一応自分では目を通していたつもりなのだが。それにしても、朝から晩まで相場をやるとこんなに疲れるとは思ってもみなかった。もう目がしょぼしょぼしている。肩凝ってるし。含み損を抱えている時間が長過ぎたのか、度重なる損切りが応えたのか。どうも連日前の日の経験から学習してないし、ルールを守れていない。
それはそうと、相場の含み損を放置して6時半ごろに母のところに行くと、介護員が相談があるというので話を聞くと、(会議で母の話が出て)紙の介護パンツを着用している母に普通の布の下着を穿かせようと思うのだがと言われ、クエスチョンマーク点灯。どういう理由でと訊ねると、ずっと失禁することもないし、本人の気持ちやプライドを考えるとその方がいいのでは云々と。しかしもう特養に入所して1年以上経つのになんでいまさらなのか納得がいかない。どうも順番が逆なような気がする。これから母は年を取る一方なのだから。改善すべき点はもっと他にいくらでもあると思うのだが。というようなことを延々と1時間ほどまくしたててしまった。どうもこういう納得のいかないときは、僕という人間はやたらと弁が立つというか饒舌になってしまう。途中からいささか喋り過ぎていると自分でも気がついてはいたのだが、相手もすんなり折れないであまり根拠のないことを言い張るものだから止めようがなかった。最初は若い男性の介護士ひとりと話をしていたのだが、途中から相手は4人になっていた。母は特に紙のパンツを嫌がったことはこれまでなく、そこで敢えて普通の布の下着に替えてそのうちまた紙のパンツに戻すというようなことになるのは好ましくないと思った。それならもう1年以上ずっと紙のパンツを穿いているのだから、わざわざ替える必要はないだろうと。結局僕の言い分が通ったが、最初から相談というわりには若い介護士が妙に言い分を言い張り過ぎた。お蔭でやりたくもない演説を1時間もする羽目になった。
滔々と説教(みたいなもの)をしているだけで母のところにいる時間は過ぎてしまい、ただでさえ相場で疲れていたのにさらに疲れ果てる。大した問題ではないのにまたいろいろと余計なことを喋ったのではないかと少々自己嫌悪にも陥る。母はこういう風に僕が誰かに対してまくしたてるのを嫌がるのだが、今日はよりによって母のいる前で介護士が話し始めたので、僕が延々とやり込めているのを母は隣で聞く羽目になってしまった。この男性介護士は真面目で一生懸命なのは分かるのだが、どうもこういうところの融通が利かないというか。もう少し状況を考えて欲しいと今思い出しても少々むかつく。相談とは言いながら、言えばすぐにああそうですねと僕が納得すると思っていたのだろうか。
ほとほと疲弊して帰宅。すると、含み損だった相場のポジションがプラスに転じていた。しかし、夕飯を食べている最中に逆に動いたらしく同値決済、またもや利食いし損ねる。その後はさすがにポジションを取れず。というか様子を見ていてもユーロドルは乱高下で難し過ぎた。お手上げ。
しかし、それにしても今日は疲れた。もうギブアップ。