9月1日、火曜日。このところずうっと曇り。ときおり雨がぱらつく。
朝目が覚めてみると10時22分だった。久しぶりに8時間近く寝た。さすがにこんな時間に起きると、朝食後の珈琲を飲んでいるうちに昼になる。それで、先日親戚からもらった赤飯で昼食を摂ると眠気が襲ってくる。これだけ寝たのにどうしてこう眠くなるのか。あまりにも眠いので、2時半ごろに少しだけ寝ようとiPhoneのアラームを3時にかけてソファで横になる。すると、アラームが鳴る前に相場の指値が成立する音で目が覚めた。
そこからはまるで昨日のパターンを反復しているようだった。利食いし損ねるとあっという間に反転してあっという間にストップを食らう。今日はその後がいけなかった。ドル円が二番底をつけるのに逆張りを繰り返してしまい(一体何を考えていたのだろうか?)損失が膨らむ。ある種状態(スポーツでいうゾーンだ)に突入したのかもしれないが、不思議なことに頭の中はそれほどパニクっていたわけではなく比較的冷静だった。にもかかわらず、どうして逆逆と相場に逆らってしまったのかはいまだに分からない。頭の切り替えが効かなかったのか。結果的には夜までかかって損失の7割方を取り戻したが、なんかバタバタだった。今日も今日とて、相場に一日振り回された。
振り回されたといえば、眠気もそうだ。毎日毎日、眠気に翻弄されている。一体全体、どうやってこの突然襲ってくる眠気を克服すればいいのか、ちと途方に暮れる。考えてみると会社員時代、まだ若かったころもこうした昼食後の突然の暴力的な眠気に悩まされたことはしばしばあった。そういうとき、どうにも我慢ならないときは会社の外に出て公園のベンチで30分ぐらい昼寝をしたものである。世の中の人たちはこういう眠気に悩まされることはないのだろうか。僕だけが眠気に対して異常にこらえ性がないというか根性がないのだろうか。そもそも、猛烈な眠気というものは根性でなんとかなるものなのだろうか。
分からん。
気がつくと今日から9月。この一週間あまり、手帳の予定欄は空白のままの日々が過ぎる。なんでこう、予定というものがないのだろうか。ちなみに次の予定は明後日のW杯予選、日本対カンボジア。予定がないまま過ごしていると、ただ漫然と生きている感じがして焦る。実際のところは相場と眠気に一日中翻弄されているわけだけれども。予定もないが余裕もないというのが正直なところ。予定もあるし余裕もあるというのが理想なのだが。いずれにしても、泰然自若には程遠い毎日。