灼熱

とにかく暑かった。自分の影が地面に焼き付いてしまうような日差し、日なたにいるだけで体力を消耗する。去年の夏もこんな感じだったのか。覚えてない。ただ暑かったという記憶しかない。状態も最悪だったし。

３時過ぎ、一番暑いころに帰宅の途、スーパーでカメさんの餌を買って帰る途中英語保育園からうじゃうじゃと幼児が。ここの幼児はネイティヴ・スピーカーとまったく変わらない。幼児は暑いとか暑くないとかそんなことはどうでもいいみたいだ。帰宅後は当然エアコンをかけてなんとなく昼寝、目が覚めたら７時近かったので大分寝たっぽい。夕飯を食べに外に出るとまだ暑気がむっとする。うんざりしながら駅前まで歩いて最近リニューアルした吉野家に行ってみる。入ってみるとどこがリニューアルしたのか全然分からず、生姜焼き定食を頼んだら１０円安くなっていた。店内は煌々と明るく、冷房はがんがんに効いていて、どうやら吉野家には節電という概念は微塵もないようだ。僕が食べ終わるころ、隣の席にこのクソ暑い中スーツという非現実的な格好をしたサラリーマンが座り、丼を注文して注文した丼が置かれるとおもむろに七味唐辛子を永遠とも思えるほど非現実的な量を振りかけた。すると、彼の眼前には地球の物とは思えない食べ物が。ちらと見ると真っ赤な顔をしていた。ホントに地球人か？

帰りがけ、レンタルビデオ屋に立ち寄り、最後の会社の同僚で一緒にアメリカに行ったＨ比谷がＦａｃｅｂｏｏｋにアップしていたｉｎｄｉｇｏ　ｊａｍ　ｕｎｉｔという日本のジャズ･ユニットを棚にある分（といっても３枚だが）借りた。で、帰って聴いてみるとなんでこれがカッコよく聴こえるのかがすぐ分かった。さて、なんででしょう？

それはともかく、夜、録音状態のよろしくない自分のバンドの古いテープを聴いたせいか頭痛と痺れがやってくる。別に来なくていいのだが。で、パンを買いにまたもや２４時間営業のスーパーに赴く。なんか毎晩行っているような気がするが。トマトがいつもより１００円安かったので、安、と思って買ったのだが、清算して袋に詰めているときに千葉県産と気づき、あ、内部被爆、などと思う。スーパーを出ると驚いたことに雨が降っていた。外部被爆。途中まで歩いたところで止んだところをみると通り雨、どうせならもっと降ってくれた方がよかった。

それにしてもＪ１、ベガルタ仙台が圧勝していまだに開幕から１２戦負けなし。ここはホントに地球なのか？